すきこそものの・・・
タイトル全部ひらがなにしたらゲシュタルト崩壊しそうになってしまった(笑)「好きこそものの上手なれ」って言葉、聞いたことない人いないのでは?と言うくらい有名な言葉。これをね、めちゃくちゃ体感した出来事があったの!
■テスト勉強ってさ
しなければいけない、ものって感じしません?この時点ですでに「やだな〜」って感情が全面にでてきちゃう。だから、なかなか集中もできないし、やってるけどなかなか進まない。で、ついつい掃除とか始めちゃう(笑)これっておとなもわかる感情じゃないかな?子供だった頃、感じたことない?あるよね?でさ、結果的にどうするかって言うとさ、テスト前日に寝る時間を削って丸暗記パターン。終わった途端に全て綺麗に忘れていくパターン。あれ?テストって一体なんのためにある?
■テストの意義
テストってさ、ここまで勉強しました、どれくらい理解できてるかな?のチェックで使うもの。それって教わっていることが前提だし、最低限ここがわかっていれば次に進めるよっていうところを抑えておくためのものであって欲しい。でも、今も昔も変わらないと思うんだけど、テストってサラッとしか触れてないものも出るよね。あんまり詳しく教えてもらっていないものも
出るよね。なんだったら「初見問題」とかも出るよね。これはさ、本来あるべきテストの形ではない気がするの。全員が全てを完璧に理解するなんてまず無理で、一人一人に得意不得意があるんだから、それをまずは受け入れた上でじゃあせめて基本のここ、理解できてるかな?のチェックをしてくれるほうが、子供達のためになるって思うの。「平均が60点になるように」作られたテストっておかしい。基礎をしっかり教えてくれてそれがわかっていたら解ける、そんなテストにしなかったら、基礎ができているのかどうか見極められないって思うの。応用ができるのも大事かもしれない、でも、できる子のためのテストが前提になったらいけないと思っている。それってさ、優しくないよね。だって、基本だけでもちゃんとわかってもらえたらそれが子供達のためじゃない?
■次男の定期テスト
中学2年生の次男の定期テスト。私は普段からあまり勉強のことやテストのことに口を出さないので、伝えたいことがあるときは彼の方から「ねぇねぇ聞いて」って言ってきてくれます。今回の定期テストも、終わって返却されたタイミングだったようで、「ねぇねぇ」と声をかけてきました。聞いてみると、どうやら英語の点数が彼の中でめっちゃよかったと。70点台前半の点数だったのですが、点数ではなく、なんと、テスト勉強しないで取れた点数だった、と言うところ。で、これ、まぐれとか偶然とかじゃないんですよ。じゃあなんなのか?それが今回のテーマ「すきこそものの・・・」につながります!(やっと本題かよ!笑)
■好きだからこそ
実際、彼には英語の力がついているんです。(あ、私は教えていないんですよ、英語の塾も通わせていたんですが今はやめてます)じゃあ一体どうやって?って思いましたか?彼は、毎日毎日英文に触れていたんです。
これ、彼のツイッターと彼の書いているブログなんですが、ここ1年くらい毎日毎日、独学で色々なことをトライ&エラーして得た知識で、アウトプットを始めています。この業界の話って海外からの情報がかなり必要とされるため、彼は日々、自分の学びのために英文を読んでいたんです。もちろん、それってテストのための勉強とは違うので、全文しっかり訳しながら、なんてやっていなくて必要な情報を取るためにある程度のスピード感も必要で、となると、わからない単語や表現は、もちろん翻訳ソフトを使って理解をしながら読んでいたようです。知りたい!っていう気持ちが英文を読むという行動をおこしていて、そこには覚えなきゃ、という感覚は全くない。で、結果的に、彼は英文のルールが身についていてなんとなくこう、と言う感覚でテストもできたようです!
■本当に子供達に必要なことって
暗記してアウトプットができるようになること、これも必要な力かもしれないけれど、それだけではダメ。自分ごととして学んで理解することで一生使える力になる、このトレーニングのやり方を手にすることが、生きていく力を養うことだと思うんです。そのために私たち大人がやってあげられることって何かを教えることではなく、ただひたすらに子供たちが本当に好きなことややりたいことに出会うのを「待って」あげることなんだと思う。そして、もし見つけたときにはただひたすらに没頭させてあげるために、ここもやはり「待って」あげることなんだと思う。すぐに成果や結果を求めず時間をかけて学ぶ子供たちの姿勢を「待って」あげること。学びは、本当にやりたいことや好きなことの中にある。それがたとえ大人から見たら遊びのようなことであっても。大人のものさしで勝手に決めつけないようにすることが本当に大事なんです。今日から少しずつ「待つ」練習をしてみませんか?
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