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理想と現実

「こうありたい」が理想、「こうである」が現実。そこの間にある隔たり、埋めたい何か、をなんとかしようと人は生きているのかなぁ、なんて急に思ったのです。哲学的にとか、科学的にとか、そんな難しいことは分かりませんので私の肌感覚のみで話をしてみようかな。

「満足のいく点数をとってほしい」が理想、「満足のいかない点数しか取れない」が現実。ここでいう、満足のいく点数とか満足のいかない点数とは一体何点のことなんだろう。世の中的には平均点と比較して、とか、6割以上は、とかなのかな?実際にテストを受ける子供と結果を見る保護者の間で、その点数の感覚は絶対にずれていることが多い。まずは、親子間でのすり合わせから始めてみるのが大事なのかなって思う。何点取りたいのか、何点とってほしいのか、その根拠は。なんとなく、ではなく、今回のテスト範囲の内容的にここは理解度を高めておいた方がいいとか、ここは苦手で他の分野でフォローできるからそんなに頑張らなくていいとか。お互いに思っていることを整理して伝え合っておくことが、あとで揉めることを回避できる手段だと思う。

「今日はここまでやる」が理想、「思ったよりもできなかった」が現実。勉強でも仕事でもよくあるシチュエーション。思ったよりもできなかった、つまり理想形まで辿り着けなかった、という後悔が出てくる。それってすごく自己否定に繋がってしまって、できないことを記憶に残す。理想を語るときに「できたらいいな(でもまあできなくてもいいか)」くらいにしておくと現実が少し楽になる。当たり前のことだけど、結構、目標を立てたりする時って”ちゃんと”作ってしまいがちじゃない?そこを少しだけゆるっと設定するだけで現実は「やれるとこまで頑張った!」に変わって自分を認めてあげられそうだよね。それは自分に対しても、他人に対しても、同じことだよね。

「こんなふうになりたい」が理想、「今こんな感じ」が現実。「まだなれていない」という現実もあり?まぁ、これに関しては、人生を通してのwant to beだと思うから現実はもちろんまだまだで、だけどそれは「できてない」とは違って、ある意味”伸び代”みたいな感じ。向かってるよ、なりたい理想に。それを確認しながら現実を見つめる。そういう時間はとっても心地いい。先を急がないっていうのがポイントみたい。結果を急ぐと大抵いいことは起こらない。「急いては事を仕損じる」ってね。

色々書いてみたけど、理想と現実を自分の中でしっかり説明がつく状態になっていることが大事だなぁっていう結論。


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