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.Strandberg*の良さを考える。
一言で言うと弾くアート、メカニカルギターです。
暑いです、まだまだ残暑ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
前のギターの記事がまあまあ読まれてよかったなあなど感じつつ、
最近メイン機となっているのがStrandbergのBoden OS7。
一度はLace Alumitoneが受け付けず手放したのですが、なんだかんだご縁があるのか。OEM生産で韓国製のものでコスパモデルですが、改めて弾いてみるととてもよい。中古でStrandbergのBoden OS7にEMG707Xがのっかったものですがこの構造どっかで観たなと思ったらこの子。
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バンドリの朝日六花(RAS)ですなあ。
Bodenモデルやアニメでの六花のモデル(CVの小原さんのモデル?)は通常のStrandbergの純正かパッシヴか(アニメだとパッシヴだったような)、JシリーズだとFISHMANが載る場合もあるようですが、7弦モデルのRAS J7についてはEMG707Xになってました。ファーストオーナーがこうしたかったのだろうかと謎の思いを馳せつつ弾いています。六花良いですよね。新譜もカッコいいです。
ブレイクダウンからシンプルなリズムリフで楽しいけど適当に踊りながらイントロのハーモニクスの方だけやるのもありかな。踊ってるギタリストとして滝善充(9mm)と言っても通じにくい時代になりました。引っ込み思案な子が急にストランドバーグ出してついでにドロップチューニングで弾いたら誰だって惚れる。淳平さん(EG)のコンポーザーとしての圧倒的実力も素晴らしい(今更)
RASの表題系の曲は基本淳平さんか菊田さんのイメージですが最近竹田さんとかもいるイメージ。パレオとチュチュパートでミクスチャーやエレクトロが入るからでしょうか。昔エロゲ界隈でElementsを知ったのちDTMを始め、入りたくて応募しまくってたおじさんの独り言です。この界隈大体応募年齢制限が25歳まで。コンポーザー志望の人はとにかく怖じずたくさん応募しましょう。時間だけは一瞬で消えます。
ついでなんでアバシも見ていきましょう。
Animal as LeadersのギタリストのアバシことTosin Abasiも大昔はStrandberg使ってました(8弦)。PeripheryのMishaもそうですね。プレイヤビリティの高いものは必然選ばれるという事でしょうか。六花なりアバシなりミーシャなりライトハンドを小刻みに入れるようなタイプの事は私はしないのですが、まあ形状と言い構造的にライトハンド入れたらおいしい事は出来ると思います。
・どういうものなの?
![](https://assets.st-note.com/img/1725289457-ODHKvBbs1fnVt7jcuUlTSeZz.jpg)
簡単に言うと超軽い、超弾きやすい、音が結構いい、をしっかりデザインされたギターです。エルゴノミクス=人間工学の最適解として作られているようです。軽量化のためヘッド部をそぎ落としたヘッドレス、テンション均一維持のためにファンドフレット、独特の握りやすさに特化した非対称台形型のエンデュアーネック、モダンなサウンドに適したFishmanやEMG、Laceなどローノイズ、割と最近の流れでアクティブが多めのPU、すり減りの心配があまりないステンレスフレット、座って引く時特に弾きやすいようになっているようで、シェイプもそれに一役買っています。内部の木材もくりぬいてあるくらいなんで2㎏切るくらいのものもあるようです。なのでとにかく軽くて楽なんですよね。フレットの視認性も良く、ファンドフレットは思った以上に指にきっちり。私は手も小さく指が短い方なのでコンパクトなStrandbergのギターは手によくフィットします。7弦迄無理なく届く。バリトンスケールのIbanezも持っているのですが7弦と6弦をテクニカルに刻む用途では使っていません。割とリズムオンリーでタイトにやる用途で、テクニカルな方はこっちに任せてます。一度はLaceが合わず手放したものの中古とはいえ買ってよかったと思うものです。どれも特許が出ているものですがIbanezからもQシリーズというヘッドレスシリーズがあり、Ichica nitoさんとかのモデルが出ているギターなどあります。
和製Tim Hensonだとか思ってたら交友があるそうです。Rock Fujiyamaで曰くクリーントーンのみ使うとか。このようにさっきも書いた通りなのですがライトハンドを使ったプレイにかなり適正があります。なのでそういうフレージングを思いついたら存分オリジナル楽曲でもカバーでも使っていきましょう。
ところで、私の本来の巣はKornが一番、最近だとKornのパクリと世界中から言われながらもカッコいいChaoseumなので90'sニューメタルの現代解釈版なので、こういうプレイはめったにないです。リズムプレイ、リフプレイがほぼ全部です。が、それはそれでPUが高出力なだけでも既にメタルには一定の適正もありますし、Strandbergの良さは多分ドロップチューニングか、多弦で実感しやすいと思います。そして単純に速弾きなど弾きやすくて悪い事は何もないわ、テンション感も問題ないわでストレスなく普通に同じように楽曲が弾けますよ!ハイエンドブランドここにありというところです。
流石に686mmとかのスケールのギターに比べると少し低音が弱くはなりますが、これもそれなりに太いゲージの弦を張っているとファンフレットの構造上割と勝手に維持してくれるのであまり気にしていません。一応今までいろいろなギターに触れてきたつもりですが、少なくとも宅録する上では勿論、ステージでも映えますよ。
ふと弾いていて思いついた記事なのでこの辺にしときますが、皆さんはどんなギターを相棒に日々を過ごしていますか?楽しい日々なら幸いです。