【小説】異世界に転生したオレのうんこが最強でした⑦
おつかれさまー✋💟
今日は少し気分転換にウィンドウショッピングしたよ🛍
洋服👔と化粧品💄見てきたー。
今年のコフレ、Anna Suiのがめっちゃ可愛いのね💖
化粧水何種類か試せるヤツ、買おうかめっちゃ迷った🌀
缶だけも欲しいし🤩
どうしようかなあ。
でもさ、いまコロナのせいでメイク系お試しできないのね🌀
あれ、化粧品メーカーも大変だよなあ、って思う☠
口紅とかさ、実際つけてみないと色味わかんないもん💄
そのせいか、今年はドドメ色とかブルーとかの
グロスばっか買ってるよ🌊
じゃあ、今日もイチタロウいくねー💩
■◇■
今度こそ起き上がってベッドから下りると、テーブルの上に広げられた御馳走がオレを呼んでいた。
うおっ、すっごい豪華! 何かのお祝いみたい! テンション上がる!
「すっごい美味しそう!」
素直な感想が口から自然に出る。マルコは得意げに鼻の下を撫でた。
「美味いぞ! さあさあ、早く席につけ。腹減ってるだろ? たくさん食べていいんだからな。もちろん、おかわりも用意しているそうだ」
こんなに歓迎されると、まあ嬉しいよね。ここは素直に喜んでごはん食べよう。
「ありがとう。じゃあ、いただきますー!」
赤いソースのかかった肉をナイフで切って口に入れると、肉汁のうまみとソースの甘味が口いっぱいに広がった。
「何これ! すっごい美味しい!」
すっごい! こんな美味しいお肉、初めて食べた!
付け合わせの野菜のソテーも口に入れる。
「うわっ! こっちも美味しい!」
ただ焼いただけに見えるのに、ものすごく濃い味とうまみ! ほんのり効いた塩が、かえって野菜の甘味を引き出している。
「すっごい! むちゃくちゃ美味しいよ! こんな御馳走、生まれて初めて!」
「それは良かった」
興奮しながらバクバク食べるオレを、嬉しそうに見ているマルコ。
本当ならもっと味の感想とか伝えたいんだけど、それよりも食べたい欲求が上回って手と口が止まらない。
「うまっ」「うおっ」と奇声をあげながら、オレは御馳走を堪能した。
「あー、おなかいっぱい! すっごい美味しかったよ。ありがとうマルコ」
「喜んでもらえて俺も嬉しいぜ。美味しい食事はうんこ製造兵の戦術でもあるからな」
「戦術?」
どういう意味か聞こうとした瞬間、おなかが猛烈に痛くなる。
「うっ!」
溜まらず押さえて前かがみになる。
何これ! 今までにない痛みなんだけど!
てかすっごくうんこしたい!
何これ!!
「さっそくもよおしてきたか」
マルコが嬉しそうに言う。
「どういう…」
「うんこ製造兵の食事は、うんこが出やすい特別メニューなんだ。我慢しないでどんどんうんこしていいんだぞ」
い、いやだあああ!
どうして?!
どうしてそーなの?!
せっかく美味しいごはん食べて、この世界にもマシなことがあるんだなって少し見直してたのに、どうしてそーゆーことするの?!
「…!!」
マルコに文句を言いたかったけど、何か言うとうんこがもれそうで言葉が出せない。
くやしい。うー! おなか痛いうんこしたい!!
痛い痛い痛い痛い痛い痛い出るーーーーー!!!
もらすのだけはしたくなくて、もうどうしようもなくオレはマルコが置いたうんこボックスにまたがった。その瞬間開放されるオレの苦しみ。
ブリブリブリブリブリブリ!!!
「おおお! すごいぞ!! 真っ黒なうんこがたっぷり出てくるな! その調子だイチタロウ! いいぞ! もっときばれ!!」
もうやだー! こんなはずかしめ受けたくないのに! でもうんこが止まらない。出しても出しても、次から次へとうんこが出てくる。
ブリブリブリブリブリブリブリ…!!
あああ、うんこが止まらない。でもすごい解放感。出せば出すほど解放感が止まらない。
「おおお! 素晴らしい! お前のうんこは本当に臭いな! 黒くて強い、最強のうんこだ!」
あああもう、本当にいや…!
■◇■
今日はここまでっ❣
今日も読んでくれてありがとう💟
じゃあ、また明日ー✋💘✋