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ドラマ「Fallout」エピソード2トリビア(シーズン1)

前回に続き、ドラマ版Fallout シーズン1・第2話のトリビアをまとめます。

※この記事にはネタバレ要素が多数あります。未見の方はご注意ください※

エピソード2『ターゲット (THE TARGET)』

Into Each Life Some Rain Must Fall

冒頭から流れている楽曲は、The Ink Spots and Ella Fitzgeraldの「Into Each Life Some Rain Must Fall」。Fallout 3の「Galaxy News Radio」やFallout 4の「Diamond City Radio」で聴くことができる曲である。

CX404

Falloutシリーズには「ドッグミート (Dogmeat)」という名前の犬が同行者として連れ歩ける愛すべきキャラクターとして登場してきた。ドラマ版でもエンクレイヴの博士である シギ・ヴィルツィヒの同行者として犬が登場し(一瞬とはいえ犬好きには焼却のシーンはあまりにもつらいが…)、ファンは「これはドッグミートではないか」とワクワクしたのではないだろうか。犬種はFallout 4のドッグミートと同じくシェパード系であると思われる。博士からは「フォー (four=CX404から?)」と呼ばれているが、後にグールによって「ドッグミート」と呼ばれるようになる。

テディベア

CX404をルームランナーで走らせる際に目の前に吊るしてあったぬいぐるみはテディベアだと思われる。Falloutシリーズではテディベアが頻繁に登場し、シュールな置き方がされていたり何かを思わせる付属品と共に置かれていることがあったりと、印象深いアイテムである。また、エンディングでもテディベアが映り込んでいる。

タレット

施設から脱走するヴィルツィヒとCX404を銃撃した自動銃撃装置。ゲームシリーズでも多種多様な個体が登場している。

タンブルウィード

ルーシーの足元を転がっていった草の塊。西部劇などでよく登場する植物で、風で転がっていく。Vaultにはもちろんこんな植物はなかっただろうから、ルーシーが驚くのも無理はない。

アサルトロン

タンブルウィードに驚いた直後のルーシーが見つけた、砂に埋もれたロボット。かつては軍が運用していたRobCo社の製品で、近接戦闘で圧倒的攻撃力を持つばかりか遠距離向けの武器も搭載している。Fallout 4やFallout 76に登場する。

プランD

ドラマ版オリジナルの薬品。ルーシーが立ち寄った家のテーブルに置かれていたもので、テーブルの周りにはミイラ化した家族と思われる遺体があった。この薬品はVault-Tec社が「Vault居住権を購入するお金のない人」向けに製造したもので、核が落ちる前や落ちた後に安らかに死ぬための毒薬である。第2話の終盤でヴィルツィヒが飲んだのと同じものと思われ、彼曰くシアン化合物であり、人道的で痛みもなくしかもバナナ味だという。Amazon Primeで配信されている特典映像「くじけず前進しよう!」にも登場している。

ラッドローチ

Falloutを代表するクリーチャーのひとつ。簡単に言えばクソデカいゴキブリ。屋外で眠っていたルーシーに忍び寄っていたようで、CX404によって倒された。

CRAM

ヴィルツィヒが一息ついた時に開けていた缶詰。Fallout 3以降に登場する回復アイテムで、現実世界にある缶入りランチョンミート「SPAM(スパム)」にそっくりな缶詰。

ヤオ・グアイ

放射能により変異したクマ。ナイト・タイタスとマキシマスが見つけた洞窟に出現した。そのサイズとパワーは恐るべきもので、ナイト・タイタスはヤオ・グアイとの戦いで致命傷を負った。ゲームではFallout 3から登場し、様々なバリエーションが存在する。名称は中国語の「妖怪 (yāo guài)」から来ているらしい。

イグアナの串焼き

フィリーの屋台で売られていた串焼き。イグアナはFalloutシリーズを通して登場し、串焼きも回復アイテムとして入手・使用できる。

フィリー (Filly)

廃材を寄せ集めて築かれたような外観の街。Fallout 3の街「メガトン」やFallout 4の「ダイヤモンドシティ」を思わせる。

バラモン

放射能によって変異した、頭が2つある牛。フィリーの街中を歩いているルーシーがバラモンと通りすがるシーンがある。大戦後の重要な家畜であり、Falloutシリーズを通してその肉や皮、牛乳がアイテムとしても登場する。

Pip-Boy

前回はVault居住者が身につけているものとして紹介したが、今話ではVaultの外であるマ・ジューンの雑貨店で売られている。ルーシーが言う通り盗品であろうと思われる。元の持ち主は一体どうなったんだろうか・・・

ランチボックス

マ・ジューンの雑貨店でテーブルの上に置かれているもの。ゲームシリーズでは様々な場所で発見することができる。

Vault-Boyのボブルヘッド

前話でも紹介したVault-Boyの人形だが、マ・ジューンの雑貨店にも飾られている。

キャップ


かつての貨幣が価値を失ったウェイストランドでは、ヌカ・コーラの蓋(キャップ)が通貨として流通している。マ・ジューンの雑貨店には「CAPS ONLY」の掲示があり、ヴィルツィヒがグールの襲撃を受けた際マ・ジューンが「あいつを倒せば1000キャップやる」と叫ぶシーンもある。

ジャンクジェット

前回の記事でも紹介した「ジャンクを弾にできる武器」。今回はマ・ジューンの雑貨店で商品として壁に展示されている。

Mr.ハンディのポスター

マ・ジューンの雑貨店の壁に貼られているもの。Mr.ハンディは前話でも登場したロボットで、Fallout4ではコンパニオンとして同行できる個体もおり印象深い。

Mr.ペブルスのポスター

マ・ジューンの雑貨店に貼られているポスターのひとつ。Mr.ペブルスは宇宙に行った最初の猫という設定で、Fallout 4やFallout 76などであちこちでポスターが見られる。

ミニ・ニューク

Fallout 3から登場する「携帯できる核兵器」という恐ろしい武器。マ・ジューンの雑貨店にグールが入ってきた際、ショーケースの中に入っているのが映る。

スティムパック

前話に引き続き登場。前話ではルーシーが自分の傷を治すのに使ったが、今回はナイト・タイタス(もしくはマキシマス)の持ち物として登場し、更にグールもCX404(ドッグミート)の傷を治すのに使用した。CX404が一気に元気になるシーンで微笑むグールの姿は「本当は悪人ではないのではないか」と思わせるものがある。

ロサンゼルス国際空港

片足を失ったヴィルツィヒとルーシーがモルデイヴァーの元へ向かう途中、遠くに見えている印象的なシルエットの建物。実在するロサンゼルス国際空港に酷似しており、その廃墟だと思われる。

THE BROTHERHOOD WANTS YOUのポスター

エンディングで一瞬移り込むポスターでは「THE BROTHERHOOD WANTS YOU」の文字と共に、現実世界で有名なアンクル・サムらしき人物がパワーアーマーを着てこちらを指さすイラストが描かれている。これは第一次世界大戦の際の兵士募集用ポスターが元ネタだと思われる。

HORIZON AIRLINESの看板

エンディングで写り込んでいる看板にははっきりと「Horizon Airlines」と書かれているのがわかる。Horizon AirlinesはFallout 4やFallout 76でも飛行機の残骸・看板などが登場する。






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