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素敵なものを少量食べる

先日母の友人の方からおそらくお中元のあまりの「水ようかん」をいただいた。

京都の方からもらったらしい、という話だったが、製造元を見てみると滋賀県。

残念ながらまったく存じ上げないところだったのだが、手元に置かれた見た目で「あ、これはちょっといい物」だと理解した。(まあ、贈答品の一部なのだからいい物には違いないけど)

抹茶味がすごく好きなのでそれを選んだのだが、明らかに濃い見た目。深緑のずっしりした色味。

スプーンを入れると、断面まで濃密。

口の中でもったりとした甘みと苦味…上品な抹茶の味がする。

抹茶味が世の中にはだいぶ浸透してきて、いろんなものが抹茶味を出してきているけども、なかなか「あたり」に出会えることが少ない気がするのだが気のせいだろうか…

もちろん、今回の水ようかんは大満足の味。

舌を肥えさせるな、なんて言葉をどこかのお金の話で見かけたことがあるが、本当にそのとおりだと思う。普段の食のレベルを上げないでいられるからこういうちょっとお高いものを少量食べると、幸せな気持ちになるのだと思う。

ただ、そのちょっとお高いものを食べる時、を自分で意識的に作っていきたいな、と思ったりした。

これをモチベーションにすることは少し難しいけど、良い物を素直に楽しめる程度の気持ちの余裕をこれからも持っていたい。

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