【モノトーン・ミュージアム】(F.I.N. 2024年11月例会レポート)

2024年11月10日に開催された、TRPG circle F.I.N. 11月例会にてモノトーン・ミュージアムのGMをしました。

今回は『白鳥の湖』のシナリオを実施しました。

※注意
こちらはプレイログになりますので、本レポート内にはシナリオのネタバレが含まれることがございます。
閲覧の際はご注意ください。

☆TRPG circle F.I.N.についてはこちらをご覧ください

プレイログ

◆プレイヤー

PL1.リート
オリジナルサンプルキャラクター『小国の王女』の術者、貴人
ここではないある小国の姫君。自身は家族を愛していたが、家族には疎まれていたので家出した。王位継承権はなかったので色んな国を転々としているうちにアリス(MMM P93)と出会いなんだか気に入られるようになった。エドワード王子とは文通している関係。

ノクスに対して感服している。

PL2.ノクス=アンゴーシャ
オリジナルサンプルキャラクター『始まりの僧侶』の僧侶
生まれ育った国はすでに滅び、一時流浪しその際ヤーコヴ・ルードヴィヒ・グリム(MMM P93)と出会い心酔。そこで師事し得た知識を足掛かりにしてこの小さな国の僧侶となった。他国を渡り歩いた経験や知識が王妃の目にとまり、時折王妃の相談役となっている。

マリーの事は尊敬している。

PL3.マリー(・E・モンテクレール)
PL自作キャラクターで戦人、童子、貴人
歪んだ御標によって滅んだ"薔薇の国"の元王女。革命が起き、両親はギロチンにかけられた。母ゆかりの国に王党派と共に落ちのび、革命に相乗りして利益を得た者たちに復讐をすべく牙を研ぐ。好きな色は赤。血のように紅い装いに身を包み、家紋のついた首狩り兎のぬいぐるみを手に親衛隊に命を下すのじゃロリ

リートに偏愛の感情をもっている。

とまあ、シナリオの特徴もあって高貴な出身のPLが多いメンバーでした。うん、それにしてもリートは色んな人からなんか知らんけど気に入られているみたいだな。

◆ストーリー

マリーはよその国の国王からセレナ姫を探す依頼を受けます。幼いながらにもしっかりとした言葉遣いと考えを持ち、国王はとても感心していましたが、部屋を出たとたん
マリー「親衛隊!すぐに支度をするのじゃ!」
表裏が激しいと思ったGMでした。

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全員が森の湖で合流してエドワード王子とセレナ姫が会って話をしているのをこっそり聞きます。話がひと段落したとたん
リート「お話の途中すみません!エドワード王子に用があります!!」
と急に茂みから飛び出すお転婆なリートにびっくりするエドワード王子とセレナ姫。
なんだかリートがいろんな人から変に気に入られている理由がわかったようなわからないようなw

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序盤から中盤にかけてアドリブで作り出したNPC執事のセバスチャンが何かと大活躍しました。
ノクス「すまない、今はこの国から疑いをかけられている身だから王妃に直接会うのは難しい。だからこの書簡を王妃に届けてくれ」
セバスチャン「かしこまりました。どうかご無事で・・・」

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クライマックスでは毒や兆候表を振らせる虚無の現出に苦戦しながら戦うことになりました。何かと運よくHPがギリギリで耐えるマリー
イベリア「この私が、こんな小娘を始末できぬとは・・・!!」
マリー「ふん!そなたの最大の失敗は領民を失ったことじゃ!」

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エンディングではノクスの提案で送った書簡で国民の疑いを解いてくれた王妃に会いに行くことになりました。書簡ではなく直接顔を見せてくれればよかったにと言われながらも王妃は3人の功績をたたえ金銀財宝や塩を賜ったのでした。

◆総括

白鳥の湖は道中の判定要素も多いため、TRPGっぽい楽しみ方ができたと思います。今回少し失敗してしまったのが、セレーネに対して感情移入をさせる場面がなかったので、このシナリオのサイド目的のセレーネも幸せにしてあげるといった目的要素をプレイヤーが見逃してしまうような形になってしまいました。ここはうまくマスターシーンを入れたりクライマックスでセレーネのセリフを追加したりとすることでセレーネの印象を深くしてやる必要があると気づくことができました。

ところで、今回リートさんがキャラの立ち絵をその場で描いていました。私は毎回シナリオに合わせて立ち絵のキャラクターをネットから探してきて立ち絵カードを作るのですが、白鳥の湖はいい感じのお姫様の立ち絵が見つからなくて作ることができませんでした。私も自分で立ち絵を描くことができたらなー・・・

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