【モノトーン・ミュージアム】(F.I.N. 2024年6月例会レポート)

2024年6月22日に開催された、TRPG circle F.I.N. 6月例会にてモノトーン・ミュージアムのGMをしました。

今回は『逃げろメロス』のシナリオを実施しました。

※注意
こちらはプレイログになりますので、本レポート内にはシナリオのネタバレが含まれることがございます。
閲覧の際はご注意ください。

☆TRPG circle F.I.N.についてはこちらをご覧ください

プレイログ

◆プレイヤー

PL1. フラーテル
サンプルキャラクター『歯車仕掛けの従者』
歌って踊れて家事も戦闘も芸もできる万能からくり人形。コンセプトがほつれている。かつて「優しい主の下で末永く歌い続けました」という御標に対して「自分は歌だけの存在ではない」と逃走しフリーのからくりとなる。

土熊に対して恥辱の感情を持っている。

PL2. リカ・チャン
オリジナルサンプルキャラクター『紬糸の剣士』で裁縫師、戦人。
いつも糸電話をつかっては「もしもし、わたしリカ・チャン」と通話をしている裁縫師。

フラーテルに対して幸福感がある。

PL3. 土熊 劾(ドグマ・ガイ)
PL自作キャラクターで戦人、旅人、稀人
東方にある紡ぎ手の隠れ里より戦働きを求めてやってきたSAMURAI。得意技は刃渡り2mを超える大太刀による両断。相手は死ぬ

リカ・チャンに対して懐旧の感情がある。

今回は個性的なキャラがそろったのですが、中でもGMが思わず「何持ったらそんな火力出るんですかw?」と言ってしまった命中が10、武器攻撃力が20、行動値が17もある土熊 劾というバケモノが今回のMVPです。

◆ストーリー

メロスが荒れ野原の国を出発した3日後に突如下された歪んだ御標。リカ・チャンはアリア・B・コロラトゥーラと電話して近くにいる紡ぎ手達と協力してほつれを繕ってほしいとの依頼を受けました
リカ・チャン「歪みを見たでしょ?だからあなた達も手伝ってほしいの」
土熊「タダでは引き受けないぜ!!」
フラーテル「では賃金として経費、潤滑油費、保証金あれこれもろもろ・・・、これだけの金額になります!」
リカ・チャン「アリアに払ってもらお!」
アリア・B・コロラトゥーラはそのころくしゃみが止まらなかったんだとか・・・

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ディオニス王を倒すために、城に潜入しようとする3人。潜入のためにいろいろと策をめぐらせます。
リカ・チャン「土熊に私たちを牢屋に連行するという体で城に連れて行けく?それとも土熊に城に入れるよう交渉してもらう?」
土熊は城に雇われた戦士なのですが、一つ問題がありました。それは、土熊が戦闘狂でまいかい刀をちゃきちゃきさせるものだから兵士がみんな逃げ出して城内での交渉ができないということでした。
フラーテル「しかたないです、1つ目の案が一番よさそうですね」

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ディオニス王を倒したあと、正しい御標が下ったのですが、メロスが戻ってくる道筋に賊が現れることになりました。

迫りくる大量の賊たち。それに対して土熊の大きな太刀に逸脱能力『空間拡大』を使った全体攻撃により一瞬で敵をすべて葬り去りました。
これにより、メロスは無傷で荒れ野原の国「シラクス」に到着したのでした。

◆総括

今回はクライマックスでギミックがあったのですが、そのギミックが3回連続で大量のエネミーと戦闘するというものでした。
今回土熊さんが全体攻撃を行ったので早めに終わりましたが、それがなかったらとんでもなくダレる流れになっていたと指摘を頂きました。GMとして私は大量のリソースを管理するのは問題がなかったのですが、その大量のリソースにプレイヤーが直面した時のことを考えられていませんでした。ただでさえ、ミドルフェイズにボス戦で戦う事で頭を使った後でクライマックスにこの物量が来るとプレイヤーが疲れてしまいます。
土熊さんからいろいろアドバイスをいただいて、エンディングのギミックで敵をトループの形にしたり、ラウンド数を減らしたりといろいろと改良のヒントを頂けました。プレイヤーが疲れない遊びやすいゲームというものを私も最初から考えられるよう修行を重ねていきたいと思います。
また、今回参加予定だった人が体調不良になってしまい、代わりに急遽F.I.N.の会長さんがセッションに入っていただけました。本当にありがとうございました!皆様も体調にはお気を付けください。

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