【モノトーン・ミュージアム】(F.I.N. 2024年1月例会レポート)

皆様こんにちは。M.C.Natolでございます。

2024年から現在所属しているTRPGサークルF.I.N.でGMになった際に例会レポートを残すようにしてみました。
どうぞよろしくお願い致します!

2024年1月21日に開催された、TRPG circle F.I.N. 1月例会にてモノトーン・ミュージアムのGMをしました。

今回は『聖なる歌姫と沈黙の魔女』のシナリオを実施しました。

※注意
こちらはプレイログになりますので、本レポート内にはシナリオのネタバレが含まれることがございます。
閲覧の際はご注意ください。

☆TRPG circle F.I.N.についてはこちらをご覧ください

プレイログ

◆プレイヤー

PL1. ドンキー
サンプルキャラクター『名もなき旅人』の戦人、旅人
61歳の男性でみずぼらしい鎧(のようにみせた服)をきた老騎士で愛馬の『ロッソ』の声を沈黙の魔女に奪われてしまったため、その声を取り戻すべく旅をしている。キャラクターのモチーフはドン・キホーテである。

聖教会出身なのでハインツのことは教会の僧侶として尊敬している。

PL2. ハインツ
サンプルキャラクター『御標の守護者』の僧侶
20歳の男性で若く未熟な僧侶ではあるが、まじめな性格をしている。

美沙のことは幼くもしっかりを旅するものとして期待をしている。

PL3. 一(にのまえ) 美沙
PL自作キャラクターで童子、旅人
11歳で身長が150cmの女の子。シャムシールと長剣を肩に下げ自分より強い相手を探し旅している放浪者。

ドンキーのことはおじいちゃんなのにまだ見果てぬ夢見ていてかわいそうという悲哀の感情を持っている。

◆ストーリー

アンジェリカ・イージニアから御神槌衆が歌声の国に接近しているため動向を探ってほしいと頼まれるハインツ。ハインツはまじめな男なので聖堂のなかで元気でやかましいアンジェリカに呆れつつもしっかりと引き受けて辺境の農村へ向かうのでした。
異端審問官の行軍に対して、動向を探るべく行軍を案内しつつもその部隊の編制や武装状況を観察していました。「若くしてかなり冷静に状況を観察している!」と思ったGMなのでした。

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一方歌声の国の広場ではにぎやかな街の人々に紛れてドンキーと美沙が歌姫ソプラノの歌声を聞いていたのでした。

ドンキー「おお、なんと素晴らしい歌声だ。そうは思わんかねロッソよ!」

しかし愛馬は全く聞く耳も持たずそばに生えているたんぽぽを食っていたのでした。馬耳東風w

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歪んだ御標が立て続けに発生し、広場に異端審問官が到着しソプラノを捕らえようとします。
敵意を見せるドンキーと美沙に対して聖教会の人間として事を荒立てないようにと慌てながら場を収めようとするハインツ。

ハインツ「ここは私が護送しながらソプラノに危害が加わらないようにする。だから君たちはいろいろと情報を集めてくれ!」

結果、このシーンでは戦闘になることはなく、いったんドンキー、美沙とハインツは別行動となるのでした。
本来は戦闘の結果、ソプラノが連れ去られるので、次のシーンは全員そろって情報収集を行う予定でした。そこでハインツは、2点間の収集した情報を共有するため伝書鳩を購入し、それを使って3人は情報を共有しあったのでした。

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情報をまとめた結果、慟哭の塔の警備が手薄になる夕方に塔の裏口で落ち合った3人。ソプラノが閉じ込められている最上階の扉の前に到着します。

美沙「鍵とか持ってないの?」
肩をすくめるハインツ
ドンキー「仕方ない、ここは鍵という名のこの剣でな・・・」

といって思いっきりドアをぶち破った結果、中に残っていた見張りの異端審問官と鉢合わせることになったのでした。
ドンキー聞き耳たてておけば良かったー!!!
※このあと異端審問官は討伐されました

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沈黙の魔女の居場所を突き止めて、いよいよ最終決戦。

ドンキー「剥離値が6以上なので兆候表を振りまーす」
ダイス→3 :昏倒(戦闘不能になる)
GM「嘘だろ・・・!!?」
ハインツ「やばい!逸脱能力『偽りの不死』これで蘇生。兆候表を振ります」
ダイス→9 :邪毒5を受ける
GM「だ、大丈夫かな・・・?」

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なんとか沈黙の魔女を倒し、ほつれを繕うことができた3人

ドンキー「おお、これでロッソは声を取り戻せただろう!なぜかはわからんが・・・(兆候表で沈黙の魔女のパートナーを喪失していたため忘れてしまっていた)」
ロッソいや、あの魔女死んだからやろ!
一同しゃべったーーーー!!!!!

声を取り戻したと思ったら、まさかの喋りだす馬
関西弁でしゃべるツッコミの相方(馬)と共にドンキーは颯爽と次の旅に出ていくのでした。

一方教会に戻ったハインツ。御神槌衆の脅威が残る中ソプラノをどうかくまっていくかと悩んでいたところ、アンジェリカから異端審問官達が聖都に向かって引き揚げたとの情報を受けました。ほっとしたのもつかの間・・・

アンジェリカ「じつは、聖都に向かった奴らの動向を追跡してほしいんだけど・・・」
ハインツ「(゚Д゚)・・・」

ハインツはしぶしぶ頼みを聞き入れよたよたと術法杖にもたれながら聖都に向かうのでした。そして、そこに美沙が「おもしろそうだから」という理由で一緒に聖都に向かうことに。
この後、ハインツと美沙が聖都で大きな事件に巻き込まれることになるとは誰も知らなかった・・・

◆総括

今回無事にストーリーが終わりましたが、サークルが終わった後の飲み会の席でハインツさんから「魔女と戦うときに魔女の前口上が欲しかった」と言われました。
実は沈黙の魔女は背景に悲しい過去があり喋ることをしなくなった人間なので終始無言の存在だったのですが、今回のルートはその背景が全くプレイヤーに伝わらないルートを通ってしまったためプレイヤーに物足りなさを感じさせてしまう流れになってしまいました。
私のこれまでのGMのスタイルが『プレイヤーが深堀りしたらいろんなバックストーリーが分かる』といったスタンスだったのですが、私にはまだプレイヤーがそれを掘りたくなるような工夫ができていないという状況だと感じます。まずはゲーム中でもっとプレイヤーに必要なバックストーリーが伝わるように構成を組んでいかないといけないなと学びがありました。これからもどんどん精進していきたいと思います。


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