モノトーンミュージアムRPG『逃げろメロス』

- シナリオ予告 -

メロスは激怒した。
必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。

しかし、御標はこう告げた。
「メロスは親友であるセリヌンティウスを捨て、
結局は戻らなかったのでした。めでたしめでたし」

虚ろの荒野にある、荒れ野原の国「シラクス」
ディオニス王から逃げることになった一人の男の物語がそこから始まった。

モノトーンミュージアム
『逃げろメロス』
―かくして、物語は紡がれる。

- ハンドアウト -

PC1. メロスを知る者
クラス:特になし
シナリオパートナー:メロス 推奨感情:プレイヤーの任意
あなたは荒れ野原の国「シラクス」で一人の若者に出会った。彼の名はメロス。とても好青年な彼との出会いが、後に逼迫した事態に巻き込まれることになるのだった。
 
PC2 セリヌンティウスを知る者
クラス:特になし
シナリオパートナー:セリヌンティウス 推奨感情: プレイヤーの任意
あなたは荒れ野原の国「シラクス」に知り合いがいる。彼の名はセリヌンティウス。久しぶりの出会いに喜ぶのだが、この後セリヌンティウスが人質となることは夢にも思わなかった。
 
PC3. 荒れ野原の国「シラクス」の戦士
クラス:特になし
シナリオパートナー:ディオニス王 推奨感情:プレイヤーの任意
あなたは荒れ野原の国「シラクス」の戦士だ。王城を警護していると何やら騒がしい。何かあったのだろうか?
 
PC4. メロスを知る者(その2)
クラス:特になし
シナリオパートナー:セリヌンティウス 推奨感情:プレイヤーの任意
あなたは荒れ野原の国「シラクス」で一人の若者に出会った。彼の名はメロス。友を人質に3日後に戻る約束を残した彼との出会いが、後に逼迫した事態に巻き込まれることになるのだった。
 
PC5. 荒れ野原の国「シラクス」にたどり着いた旅人
クラス:特になし
シナリオパートナー:ディオニス王 推奨感情:プレイヤーの任意
荒れ野原の国「シラクス」にあなたはたどり着いた。以前は活気にあふれる街並みが、なぜか今は寂しく感じる。疑問に思ったあなたは町の人々に話を聞くのだった。

- シナリオのポイント -

本作は太宰治の小説『走れメロス』をもとにしたシナリオです。少しネタばらしをすると、モノトーンミュージアムのシナリオにしては少し特殊で、ミドルフェイズで早々と伽藍を倒すことになる流れとなっております。ハンドアウトもフリーエントリーで好きなキャラクターで臨みやすく、戦闘が好きな方は楽しんでいただけると思います。

モノトーンミュージアムについて

モノトーンミュージアムはすがのたすく氏によって作られた「アイロニックメルヘンRPG」という独自のジャンルのTRPGシステムです。
ゲームの基幹システムにはスタンダードRPGシステムが使用されています。【モノトーンミュージアムRPG公式ページ】
https://www.fear.co.jp/mono/

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