インボイス発行について その1(請求書雛形)
1、インボイス制度開始
ご存知の方も多いと思いますが、令和5年10月1日から、いよいよインボイス制度開始です。
私の直接のクライアントさんについては2年前から告知の上で、1年ぐらいかけて申請の可否の判断や、登録申請をしてきました。
これから開業されるような方を除き、ほとんどの方は「登録するORしない」は決まっているかと思います。
2、インボイス発行に関する問い合わせが多い
2年前からインボイスについての告知や説明、セミナーを度々行ってきたのですが、いまだに領収書や請求書の記載内容についての問い合わせが多いです。
正直、市販の領収書綴りもインボイス対応のものが販売されていますし、クラウド型の会計システムだと請求書発行機能が付随していることが多いため、そちらを利用してしまった方が良いと思います。(※ミスも減るので)
・・・という説明を再三しているのですが、それでも「お金かけたくないのでエクセルで」というクライアントが少なからずいます。
3、適格請求書の雛形エクセル
なので、非常に不本意ですが、インボイス対応の請求書をエクセルで作成しましたので添付します。
ただし、先に伝えておきたいのですが、絶対に何かミスします。
そもそもインボイスの記載事項自体はそんなに難しい内容では無いので、現状使用しているエクセルにちょっと手を加えれば誰でも作成可能なはずで、それが出来ないとなると、私が作成した雛形ファイルを使用しても何かしら記載ミスが起こる可能性は高いと思っています。
なので、ファイルを使用して起こった一切の不利益について責任を取りません。
あくまで自己責任でご利用下さい。
4、ファイル使用上の注意
何となく使用すると間違ったものが出来上がってしまうので、下記の注意事項を踏まえて使用して下さい。
赤字部分は必ず記入
軽減税率が混在するような請求書には使用しないこと
「内消費税」の欄の消費税額は自動計算になっていないので自分で計算する
「金額」欄の金額は税込で入力する
「項目の説明」欄には業務の内容と、その業務の完了日(納品が伴う業務の場合は納品日)を必ず記載する
上記以外については関数入れるなりデザイン変えるなり好きにして問題無いです。