拉致問題解決への最終手段 南隆
2002年の日朝首脳会談から早20年、横田めぐみさんの拉致からは実に45年が経過した。いまだ安否すら確認できない家族の無力感は想像するに余りある。筆者は、約40年前に勤務した富山県警において、日本海が眼下に迫る無人駅で夜間職質された北朝鮮工作員がその後自殺した事件の事後捜査に関与して以来、長年拉致事件を見続けてきた。関係者として慚愧に堪えない。
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