俳句|関悦史
首・数字・春
如月の駅軍服の男ゐる
来世また瓦礫と会はん春の雨
三・一一 三・一四一五九二六……
龍天に登るその背に眼鏡の女性
人類平均睾丸一個万愚節
おのが首取れ接ぎなほす春の夢
春の昼一億の首消え残る
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