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小泉悠×高橋杉雄の人気対談が5月10日配信決定!「ウクライナ侵攻『超マニアック』戦場・戦術解説④」

「文藝春秋digital」で大好評だった、東京大学専任講師の小泉悠さんと防衛研究所防衛政策研究室長の高橋杉雄さんによるウェビナー「ウクライナ侵攻『超マニアック』戦場・戦術解説」シリーズ。その第4回が、舞台を「文藝春秋 電子版」に移して、5月10日(水) 20時から配信されます。

◆西側戦車隊vs.核の脅威

 ウクライナでは今もなお、ロシア・ウクライナ両軍の激しい攻防が続いています。激戦地の1つである東部ドネツク州のバフムトでは、民間軍事会社「ワグネル」の精鋭部隊を主力とするロシア側が攻勢を強めており、ウクライナ側がじわじわと押されている状況にあります。3月28日に米シンクタンク「戦争研究所」は、ロシア軍がバフムト市内の約65%を制圧したとの分析を明らかにしました。

 激戦が続くなか、ウクライナのレズニコウ国防相は海外メディアに対し、4~5月には西側の戦車を投入して本格的な反攻作戦を開始する可能性を示唆しています。現在、西側諸国からウクライナ側への戦車の引き渡しが進められており、ドイツ国防省は3月27日、主力戦車「レオパルト2」18両を引き渡したと発表しました。欧米製の戦車はロシア製のものと比べ、照準システム、夜間戦闘能力などの点で優位に立っており、反転攻勢の鍵を握るとされています。

 一方のロシアは「核の威嚇」を強めています。3月25日、ロシアのプーチン大統領は隣国のベラルーシに戦術核兵器を配備する方針を明らかにしました。ベラルーシ外務省も「自国の安全保障にとって必要だ」と受け入れを表明し、核を巡る動きが活発になってきています。いまだに戦地に投入されていないとされる、10万~15万人ほどの予備役の動向も気になるところです。

 対談がおこなわれる5月10日には、ウクライナ軍の大規模反攻は開始されているのでしょうか。それを迎え撃つロシア軍の次の“一手”とは――。今回の対談では小泉さんと高橋さんに、ウクライナ侵攻を巡る最新の状況、ウクライナ軍の大規模反攻のポイントについて、徹底的に分析していただきます。

 当日リアルタイムでご覧になれない方も、アーカイブ動画を配信しますので、何度でもご覧いただくことができます(※編集の都合上、アーカイブ動画は生配信終了後、一両日中に公開します)。3月14日に行われた第3弾のアーカイブは、入会後すぐにご覧いただけます。

 当代きっての人気軍事専門家のお二人による「超マニアック」な戦術解説を、ぜひご覧ください。

◆番組概要
 番組名:ウクライナ侵攻「超マニアック」戦場・戦術解説④
 出演:小泉悠、高橋杉雄
 日時:5月10日(水)20時~22時(予定)完全オンライン番組
 ※視聴するには「文藝春秋 電子版」の有料会員になる必要があります

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