甲子園“勝利至上主義”の弊害 鷲田康
日本高等学校野球連盟(高野連)は2022年12月の理事会で、23年春以降からタイブレーク制度を10回から行うルール変更を決めた。
タイブレーク制度は延長試合に決着をつけるため、決まった回の頭から無死一、二塁に走者を置いてゲームを再開するルールだ。高校野球では18年春から導入され、延長12回で決着がつかない場合に採用されていた。今回の変更により延長突入と同時にタイブレークでの攻防が始まるが、この決定に異を唱える監督も少なくない。
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