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朝日襲撃「赤報隊」の正体 本誌取材班

安倍、岸田と「総理」へのテロが相次ぐが、かつて日本中を震撼させた事件があった。「赤報隊」と名乗る犯行グループは朝日新聞阪神支局で記者を射殺、リクルート社や、中曽根、竹下両元総理も標的にした。時効から20年──。犯行直後に「逃走資金」を渡し、その後、リクルート社から1億円を受け取ったと証言する人物がいる。

「赤報隊」を名乗るテロ集団が朝日新聞阪神支局の記者を散弾銃で殺害後、江副浩正元リクルート会長宅を銃撃し、中曽根康弘、竹下登両元首相らを標的に脅迫し続けた「警察庁広域重要指定一一六号事件」(以下、一一六号事件)。のべ62万人の捜査員が動員された一連のテロはすでに時効を迎えたが、本誌取材班は新事実を掴んだ。

 言論機関、政財界を激震させた戦後最大のミステリーの真相に迫る――。

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