![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36752501/rectangle_large_type_2_d6e3ccacea3365c60aac04545c613cdf.jpg?width=1200)
クイズ「私は誰でしょう?」小さな大物
【ヒント】
バレリーナ史上最大規模の引退公演を行い、女優に転身した人物といえば?
皆さん、分かりましたか? 答えは……
◆草刈民代
1965年5月10日生まれ 女優
「もう、学校をやめたら?」
父の一言で、大好きなバレエの道を究める覚悟を決めた。
「8歳でバレエを始めた頃から『踊りのプロ』を目指し、毎日訓練するつもりで稽古していました。学校は肌に合わず、遅刻も欠席も多くて。父も見かねていたんでしょうね」
高校を1カ月で中退、牧阿佐美バレヱ団に参加。以降、同バレエ団で数々の主役を務め、世界各地のバレエ団でゲスト出演を果たす。44歳でバレリーナを引退し、女優に転身。ドラマ、ライブ、舞台や公演のプロデュースなど、挑戦は留まるところを知らない。
「女優として一段上を目指すために、数年前から歌のレッスンを始めました。バレエは声を発しない表現。踊るときは腹筋を大きく動かさないよう肺式の呼吸で、筋肉の使い方も違う。歌から、腹式呼吸や息のコントロール、筋肉を緩めることを学びました。『踊る身体』から『歌う身体』をつくることで、芝居の仕方も変わってきたように思います」
東京生まれ。生家からほど近い靖国神社にて。「3姉妹の長女ですが、年子なので3つ子のようでしたね」(本人右端)
11歳。初舞台は「くるみ割り人形」。「オーケストラが付く全幕バレエは初めて。すごく高揚したのを覚えています」
ここから先は
529字
/
9画像
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54742002/profile_a2d1bc9047964b0b316ead227fc29140.png?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
noteで展開する「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了します。同じ記事は、新サービス「文藝春秋 電子版」でお読みいただけます。新規登録なら「月あたり450円」から。詳しくはこちら→ https://bunshun.jp/bungeishunju
文藝春秋digital
¥900 / 月
月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に配信。月額900円。(「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了します。今後は、新規登録なら「…