「文藝春秋」2024年1月号 編集だより/目次
★長く活躍を続ける人は、秘かに心がけていることがあるはずだ、と前々から思っていました。今号では各界第一線の18名の方々に「私が大切にしている10のこと」と題してお話をうかがっています。共通するのは、前向きな姿勢、無理のない時間管理、周囲の人間関係に気を配る心がけ。ノーベル賞授賞式を控えるカタリン・カリコさんにもお話を聞くことができました。
★お正月を盛り上げる箱根駅伝。今回の第100回記念大会を制するのはどこか。駒澤大学の大八木弘明さんと瀬古利彦さんの対談を読むと舞台裏の人間模様がわかります。
★大人気の上白石萌音さんとヨシタケシンスケさんには「逃げ道さがし」について、佐藤優さんと池上彰さんには、歴史を遡ってガザ情勢について対談していただいています。
★糖尿病治療に革命を起こしたといわれる特効薬マンジャロ。食事術の名医牧田善二さんにその真価を伺いました。
★藤原正彦さんの「私の代表的日本人」、秋元康さんの連載は休載します。
雅子さま還暦「内なる戦いの30年」
▼本誌編集部
祝卒寿 上皇陛下をお育てした私たち
▼明石元紹×榮木和男
ハマスとイスラエル 悪魔はどっちだ
▼池上彰×佐藤優
藤井聡太 肯定の天才
▼北野新太
何も否定せず、ひたむきに将棋に向かう——八冠を達成した藤井聡太の素顔
新連載
いざ100歳まで日記
▼柳田邦男
世界遺産登録から30年
法隆寺と姫路城の精神に打たれる
▼安藤忠雄
私の人生の中で触れた二つの偉大な建築遺産の魅力を書きたい
「大喜利」おバカキャラで半世紀
▼林家木久扇
第100回記念大会
箱根駅伝 駒大連覇か青学復活か
▼瀬古利彦×大八木弘明
生誕120年 お父さんのような小津監督
▼岩下志麻
疲れたおじさんと凄い女優が傑作を生んだ
2023年は豊作!年忘れ映画ベスト10
▼芝山幹郎×森直人
野菜作りとヨガの穏やかな生活
▼伊武雅刀
連載
新連載 人生は桜吹雪二
「住銀の天皇の縋るような眼差し」
▼杉良太郎
菊池寛 アンド・カンパニー25
▼鹿島茂
記者は天国に行けない24
▼清武英利
有働由美子のマイフェア・パーソン60
▼大石静(脚本家)×有働由美子
「『光る君へ』でほのぼのとしたエロスを醸し出したい」
ムーンサルトは寝て待て7
▼内館牧子
病葉草紙 第七話 肺積 前編
▼京極夏彦
日本の地下水脈38
▼保阪正康
巻頭随筆
何のために 古風堂々56▼藤原正彦
宮廷を生き抜いた女性たち▼澤田瞳子
世界最長寿の料理番組▼矢内真由美
洋書店廃業に想う▼多和田栄治
発酵視点で見るアジアの矛盾と分断▼小倉ヒラク
歴史の継承と隠蔽▼辻田真佐憲
日本美を愉しむ──目次絵によせて▼東村アキコ
ラクロスが五輪復活へ▼佐々木裕介
『燃えよ剣』を読む、のつづき 日本人へ244▼塩野七生
短歌▼田村元 俳句▼佐藤文香 詩▼杉本真維子
2023年「わたしのベスト3」BOOK倶楽部特別篇
池上彰 角田光代 角幡唯介
梯久美子 片山杜秀 佐久間文子
出口治明 平松洋子 古市憲寿
本郷恵子 本上まなみ 綿矢りさ
橘玲 手嶋龍一 武田徹
グラビア
日本の顔(石井ふく子)
名品探訪27「クラシック礼賛」
名画が語る西洋史137
上皇后陛下 美智子さまの蔵書票
小さな大物(楠木建)
目耳口
作家が愛した名店8(開高健)
同級生交歓
▼愛光中学校・高等学校
▼京都教育大学附属高等学校
連載コラム
ベストセラーで読む日本の近現代史▼佐藤優
日本語探偵▼飯間浩明
数字の科学▼佐藤健太郎
大相撲新風録▼佐藤祥子
スターは楽し▼芝山幹郎
オヤジとおふくろ
▼真藤順丈
▼生島淳
赤坂太郎
新聞エンマ帖
丸の内コンフィデンシャル
霞が関コンフィデンシャル
考えるパズル
三人の卓子
詰将棋・詰碁
マガジンラック
蓋棺録
表紙の言葉「不二龍の雷音」▼村上裕二
編集だより