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同級生交歓|大田区立大森第八中学校 昭和48年卒

人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。

6月号・同級生交歓(後藤)

東京都港区 Turandot臥龍居にて(撮影・杉山秀樹)

(右から)
Wakiya代表取締役
脇屋友詞
日本自動車連盟副会長・元警察庁長官
坂口正芳

我々が卒業した中学は、大田区大森の町工場街のど真ん中にあった。当時は一学年が400名程の大規模校。指折りのやんちゃな学校としても知られていた。1学年上に鈴木雅之先輩、同期に桑野信義君などが在籍。後のシャネルズのメンバーである。

脇屋は言わずと知れたスターシェフ。中学卒業後、料理の道に入り努力と才能により、ヌーベルシノワの旗手として活躍。私は大学卒業後、警察庁長官として退官するまで38年の警察人生を歩んだ。現在はJAF副会長として、安全・安心なクルマ社会の支えとなるべく、汗を流している。

全く異なる道が交わったのは、八中の集まりの席。以来、年に数回は酒を酌み交わす仲間である。ともに高齢者入りを目前にしているが、彼にはコロナ禍で打撃をうけた日本の食文化再建のため、さらに力を発揮してほしいと願っている。(坂口)

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