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「太陽の男 石原慎太郎伝」猪瀬直樹さんインタビュー 著者は語る


猪瀬直樹氏 ©文藝春秋

「国歌斉唱のときに傍にいたら、石原さんの歌声が聞こえてきた。あの人、『君が代』の歌詞を変えて歌ってたんですよ」

 昨年2月に世を去った石原慎太郎氏。長く東京都知事だった石原氏の下で副知事を務め、後に自身も都知事となった著者は誤解の多い同氏の実像を明かす。

 石原氏は国歌の出だしの「きみがよは」を「わがひのもとは」と歌っていたという。保守・愛国的な政治信条で知られる同氏だが、その戦争体験から天皇制に対する違和感を抱いていた。

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