クイズ「私は誰でしょう?」小さな大物
【ヒント】
占い師から転身。痛快なストーリーでヒットを連発する脚本家といえば?
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書く楽しみを覚えたのは小学生の時だった。
「1歳の頃から、寝る前に私が話したことを母がノートに書き取ってくれました。金歯に憧れて、『歯をピカピカに磨いて金色にしよう』とか(笑)。小学校に上がる頃、母に『自分で書きなさい』と言われ、思いつくままに書くようになりました」
その習慣は10歳で父を亡くして途絶える。再び書くようになったのは、19歳で母を亡くしてからだ。
「初めて書いた脚本は、母の葬儀を描いた『母のおくりな』。大学で単位が足りず、卒論代わりに書いたものです。脚本家を目指したのは、ある脚本家との大失恋がきっかけ。いつも負の出来事が力をくれました」
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