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【フル動画】島田裕巳×小川寛大「権力癒着は統一教会だけじゃない 創価学会の野望」
◆創価学会は「国教化」を目指した
文藝春秋digitalは、9月14日(水)19時から、宗教学者の島田裕巳氏と宗教ジャーナリストの小川寛大氏によるオンライン対談イベント「権力癒着は統一教会だけじゃない 創価学会の野望」を開催しました。
《フル動画はこのページ下部にあります》
安倍晋三元総理暗殺事件をきっかけに、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)が政治に深く浸透していた事実が次々と明らかになっています。しかし、政治とつながりを持つ宗教団体は旧統一教会だけではありません。神社本庁や生長の家、立正佼成会など、多くの宗教団体が政治活動を行っています。なかでも、政権与党である公明党の支持母体として大きな存在感を放っているのが、公称827万世帯と新宗教としては国内最大の信者を抱える創価学会です。
発売中の「文藝春秋」10月号では、島田氏と小川氏、評論家の宮崎哲弥氏と金沢大学教授・元統一教会信者の仲正昌樹氏による大座談会「統一教会と創価学会」を掲載。政治に入り込む宗教の真の狙いや政治家サイドの思惑、さまざまな宗教団体の活動実態から安倍元総理の国葬問題まで、幅広く議論を交わしていただきました。
宗教学の泰斗として知られる島田裕巳氏は、創価学会についても多くの著書があります。座談会では、創価学会の教義や知られざる暗黒史について詳細に解説されています。島田氏によれば、かつて公明党は党の綱領で「王仏冥合」という宗教的な目標を掲げていました。「王仏冥合」とは、政治と宗教の一体化を目指すこと。つまり、公明党の目標は創価学会の教えを事実上の国教とすることにあったのです。
雑誌『宗教問題』の編集長を務める小川寛大氏は、長年にわたって宗教問題を取材しているプロフェッショナル。小川氏は、そうした創価学会の教義は数ある新宗教のなかでも異様なものだったと指摘します。創価学会の教えを国全体に広く布教する「広宣流布」や、国に宗教施設を作らせる「国立戒壇の建立」。こうした目標は、政界進出なしには絶対に達成できない内容でした。
はたして、いまの創価学会は何を目指し、日本の政治にどれほどの影響力を持っているのでしょうか。そして、今後の日本を左右しかねない「政治と宗教」をめぐる新しい動きとは――。専門家お二人による刺激的な対談をぜひご覧ください。
当日リアルタイムでご覧になれない方も、イベントの模様を収録した動画を配信しますので、何度でもご覧いただくことができます(※編集の都合上、動画はイベント終了後、一両日中に公開します)。動画は本記事のいちばん下(有料部分)にアップします。
◆イベント概要
イベント名:権力癒着は統一教会だけじゃない 創価学会の野望
出演:島田裕巳、小川寛大
日時:9月14日(水)19時〜20時30分(予定)Zoomウェビナーを使用して開催します。完全オンラインイベントです。
料金:900円(文藝春秋digital定期購読内コンテンツ)※購読者の方は別途料金はかかりません。
◆島田 裕巳(しまだ・ひろみ) プロフィール
…1953年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を経て、現在は作家、宗教学者、東京女子大学非常勤講師。著書に『創価学会』(新潮新書)、『公明党vs. 創価学会』(朝日新書)、『日本の10大新宗教』(幻冬舎新書)など多数。
◆小川 寛大(おがわ・かんだい)プロフィール
…1979年、熊本県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。宗教業界紙『中外日報』記者を経て、2014年に宗教専門誌『宗教問題』の編集委員、15年に編集長に就任。著書に『神社本庁とは何か―「安倍政権の黒幕」と呼ばれて』(K&Kプレス)、『南北戦争 アメリカを二つに裂いた内戦』(中央公論新社)など。
◆問い合わせ
文藝春秋編集部
メール:mbunshun@bunshun.co.jp
◆イベントフル動画
《以下より対談動画をご覧いただけます》
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