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iCloudメールの迷惑メールフィルタが過度に働く

実は@mac.comのメールアドレス保有者です。.Macというサービスを過去に展開していて、契約すると@mac.comのメールアドレスを手に入れられました。

他にどんなサービスがあったのかな。バックアップ機能があったのは覚えていますが、どの程度の容量だったかはよく覚えていません。その後MobileMeに移行し、ここで今でいうクラウド機能が導入されました。複数のデバイスで同じデータや設定を使うというやつですね。どの程度の機能があったかさっぱり覚えていませんが、なんにせよ、.Mac時代から使っているユーザーにとっては、

「アップルのクラウドサービスは信用するな」

という認識で一致していると思います。この時は@me.comというアドレスが提供されました。.Mac時代からのユーザーは、@より左側はそのままで、@mac.comも@me.comも使えるようになりました。

これはiCloudに移行してからも同じで、つまり私は、@の左側はそのままに、@mac.com、@me.com、@icloud.comという三つのアドレスを持っていることになります。

単なるエイリアス(別名定義)なので、届いたメールの入る場所は同じなんですけどね。それが良いところでもあります。

個人的には、Appleへの忠誠心を示すために、@mac.comを使い続けています。@よりら左側もいくつか別名で持てたので、そのうちの一つをネットショップやメールマガジン用にして、迷惑メールが増えたりしたら別名定義したアドレス自体を消してしまうという思惑でした。

結局ところ、迷惑メールがさほど増えないので、もう20年近く、捨てアドとして使っていることになります。全然捨てない捨てアド。

届く迷惑メールより迷惑なのが、現在はiCloudメールとなったそのサービス自体の持つ迷惑メールフィルタです。誤検知ばっかり。届いて欲しいショップからのお知らせとか、申し込みの受付メールとか、そうしたものまで迷惑メールフォルダに叩き込まれます。

純正アプリで迷惑メールフォルダで、「迷惑メールを解除」したり、受信フォルダへ移動させたり、そうしたことをしていると学習してくれるようですが、私はMacでもiPhoneでもSparkというメールアプリを使っていて、このアプリから「迷惑メールを解除」しても学習に反映されないようで、ずっと誤検知が続いています。

純正アプリは使っていないので、このために起動して初期設定をするのも煩わしい。ブラウザでiCloud.comにアクセスして、そこから迷惑メールを解除しても良いのですが、メールチェックのタイミングでそんなことしている時間がもったいなくて。

Gmailの迷惑メールフィルタは大変優秀で、誤検知は滅多に経験しません。この差は一向に埋まる気配がありません。すごく残念。Appleのエンジニアは自分たちで使っているんだろうか。日本だけの問題なのかなぁ。

多分連絡先アプリに登録すれば、迷惑メールフィルタの検知から外れると思うのですが、ショップのアドレスとか連絡先アプリに登録したくはありません。連絡先アプリ以外でホワイトリストが作れたら良いのですけれどね。ブラックリストはメールアプリから作れるのに…

iCloud.com全体では、.MacやMobileMeの頃のAppleのクラウドに対する評価とは違い、十分に信頼のおけるサービスになっていると思います。iCloudバックアップが毎日ちゃんと動作しているだけで感動ものです。

ですから余計に、迷惑メールフィルタの性能が惜しくて惜しくて。Appleさん、もしかしたら英語圏では優秀なのかもしれませんけど、どうか日本語でも優秀フィルタと言われるように手を入れてやってください。お願いします。

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