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オンライン演劇を初視聴

いかにもコロナ禍の産物といえる、オンライン演劇をはじめて楽しみました。

友人の息子さんが出る、というのを本人から今日聞いて、今日本番と聞いて、ぎりぎりチケット販売の締め切りに間に合ったので、開始から最後まで、iPadで開きっぱなしにして。

12の劇団が、7分という短い枠で次々に劇を見せてくれます。これが30分枠とかだったら見なかったかもしれないのですが、7分というのはとても気軽でした。

また、次の劇団に切り替える際の、繋がるのか繋がらないのかという別の緊張感もあって、いかにもオンラインというのを何度も楽しめました。

たぶん、運営としてはそうしたことがないように準備をしてきたのだと思うのですが、これはもうどうしようもないことですから、お客の側がそれも含めて楽しめばいいと思います。

司会者が映像切り替えもしているので、そちらに集中したいときは参加劇団員のひとりに無理矢理時間をつないでもらうという荒技もあって、役者さんを知っている人にとってはそれすらも楽しみになったと思います。

私は本当にたまたまの縁で見始めたのでそんなことは何も分からず、時間をつないでいた人が劇に出てきてびっくりしました。てっきり運営者の1人だとばかり・・・

Zoomのウェビナー機能を使っての配信でした。登壇者を切り替えるのと同じように、劇団を切り替えていき、劇団によってカメラが一つだったり複数だったり。劇場だと移動という概念はないと思うのですが、オンライン配信だと移動も可能ですし、複数箇所を使った演出も可能になります。テレビに少し近くなったような印象。

それでいて、役者さんの演技というか熱っぽさというのはテレビのそれとは全く別種のもので、画面を通して見ているんですけど、そこは舞台上なんですよね。やっぱり演劇は演劇なんだなぁと。

友人の息子さんの演技は、これはもうなかなかすごくて、ちゃんと役者してました。びっくり。まだ高校卒業したばかりなのに。

悔しいのは、Zoomの存在はもう2年以上前から知っていたのに、私がほとんど使う機会がないうちに、世の中の人がどんどん使いこなしてしまっていること。お寺って、こんなにもオンラインミーティングが少なくていいんでしょうか。来週は普通に人が集まる会合があるけれど。最近静岡県内もコロナの話題が賑やかくなってきたので、急にオンラインになるかもしれませんね。それは楽しみだなぁ。

演劇を楽しみながらも、つい裏側の仕組みに気が行ってしまう、悲しい性を感じながら、それでも楽しませてもらえました。千円。安いよなぁ。

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