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自分を創り出すもの

先月となりますが、私たちが主催する「在宅ワークエキスパート講座」のホスピタリティの講座の会で素晴らしいゲストのかたをお招きしました。

ホスピタリティといえば、このかたしか思い浮かばない。
元リッツ・カールトンホテル日本支社長の高野登さん。

【実るほど頭を垂れる稲穂かな】


私はクレジットカード会社で、多くのお客様の対応をしてきました。

ゴールドカードやプラチナカードをお持ちのお客様に、ホテルの予約をしたり、ゴルフ場の予約をしたり、日々のご相談を承ったり。

そこでいつも感じていたことは、お客様の

『実るほど頭を垂れる稲穂かな』の姿勢。

担当させていただくお客様はみな、いつも謙虚で優しく、理不尽に叱られるようなことは一度もなかったと記憶しています。

成功している方ほど、周囲に気を配り、謙虚で、思いやりがあり、誰よりも動く。

私はお客様から、人としてのあり方を教わりました。

そして、会社を辞めてから多くの方に出会いました。様々な出会いの中で、このかたとの出会いは、本当に大きく。私に影響を与えてくださったかたのお一人、高野登さん。

先日友人のゆっこさんからは、こんなお話をお聞きしました。

出版パーティーで多くの方をお招きされた京都のホテルで、閉会後、一番最後までゲストのかたをお見送りをされていたのが、なんと、ご自身もゲストであった高野さんだったと。

『僕は近くのホテルに泊まっているから、皆さんをお見送りしてから帰ろうかと思って』

そうおっしゃっていたそうです。そういえば、私が大好きな方で、いつも美味しいお食事会に声をかけてくださる、誰もが知る一流企業にお勤めのTさんも。お食事会の時に誰より先に到着されていて、最後まで皆さんをお見送りする姿を何度も拝見しています。

私の周りの素敵な方々は皆さん

『実るほど…』の方々です。

今回の会は、エキスパート講座の受講生のかただけではなく、広く多くの方へ高野さんのお話をお届けしたく、一般公開した講座でした。特に一緒に聞いていただきたい方々にはご連絡をさせていただき、お時間を共有していただきました。ありがとうございました。

高野さんのお話は、毎回引き込まれるように聞き入ってしまいます。

今回も、心がぽっと温かくなり、感謝の念が湧いてきたり、自分の過去を思い返し、泣きたくなるような気持ちになったり。。。

感情が揺さぶられること、揺さぶられること。。

お話を吸収したい気持ちと、自分に内省する時間がいっぺんにやってきて、あっという間の90分でした。

私は主催者側でもあるため、お話に没頭していると進行できなくなるため(ジブン、不器用なもので…)

終わってからメモを見返し、じっくり振り返る時間を作りました。

今回、高野さんのお話から、私にいま一番必要だと思ったことは

「時間の使い方を意識する」ということでした。

高野さんが師と仰いでいるかたの所へ、遠くまで出向かれたお話、そしてそこで師が、大量の本を読まれており、全ページに線が引かれていたというお話。

どんなに成功されている方々も「自分のための時間」を意識的につくられているのだと思いました。

誰と会い、何を聞き、どんな感情を得るのか。

どこに行き、何を見て、どんな情報を得るのか。

時間の使い方を丁寧に考え

自分の成長や幸せに繋がるような時間を

もっともっと増やしていこうと思いました。

「時間」は私自身を創り上げる源となるもの。

と同時に、「時間」を使うということは、自分の命を削ること。

今まで以上に、自分の時間も人の時間も、

大切にしていこうと思いました。

高野さん、今回も素晴らしい時間をありがとうございました。


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