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谷口杯を終えて…

おはようございます。まる(SAGE.M)です。
先日、小倉のあるあるCityで行われた谷口2歳ステークス(通称谷口杯)というビートマニアの大会に出場してきましたので、いろいろとここに書いていきます。

noteを書くのは人生初なので、雑になると思いますがご容赦ください。

谷口杯とは?

福岡県北九州市の小倉にある、あるあるCityで開催されたビートマニアの大会です。詳細は以下のリンク参照。
簡単に言うとBPL形式のチーム戦です。

自分の実力や逆サイド転向の話

ビートマニア自体は10thから触ってて、1P側でバリバリやってました。
BMSでは発狂皆伝を取り、2017年に九州ブロック代表でラウンドワン頂上決戦の西日本大会に出て、これからもっと頑張るぞ!と思っていた頃にアリーナが実装されました。

本当に楽しかったです。実力もついてきてたし、他県の実力者と戦えるのが楽しくて楽しくて、気づいたら…右手がぶっ壊れてました。
ジストニアってやつです。(Sense2007S乱を投げ続けるのはダメです。)

残念ながら1P側では完全にダメな状態になって、しばらくドラムマニアをやって気を紛らわせたりしてたんですけど、やっぱりビートマニアしたいなぁと思って、ある日INFINITASで逆サイドの2P側でやり始めました。

最初は完全に遊びで、ユーロロマンスでBP94出て変な笑いが出てました。
でもなんとなーく逆サイドで続けてたらなんかちょっとずつ上手くなってきて、単発が光るようになってきて、軽めの12なら押せるようになってきて、アリーナで変な曲を投げ続けてたらまぐれでA1に上がれるようになってきて、みたいな感じで地味に成長してました。
ACのクレジット数はかなり少なかったです。多くて600~700とか。
(この期間にギターフリークスに浮気して虹ネームになりました。おめでとう。ありがとう。)

実力的にはアリーナではA1とA2を反復横跳びしてるくらいの感じです。
(ちなみに12をやってる時は昔の実力が常に頭をよぎるので、下手くそだなぁとずっと思ってます。これが一番悲しいです。君のハートにロックオンのレジェンダリアは1P側でハードつけました。

監督について

まず前提として、私は監督として選出されました。
前回の谷口杯を見た感じだと、監督勢は割と近い実力の人が選ばれていた印象だったので、今回もそんな感じなのかな?と勝手に想像してました。
フタを開けてみると…

しこにゃんさん(KACやR1頂上決戦出場など言わずと知れたランカー)
あおきさん(べあー杯優勝、ノリにノっている実力者)
よしもんさん(オンライン大会やTLでよく見てて、明らかに格上。叙情の点数がおかしい)
むらかみさん(ボルテの神、前回谷口杯の優勝監督)
ニコルさん(期待のホープで練習量が段違い)
俺(メガネ、チビ、年収どんぐり2個)

ちょっと諦めようかと思った。

「最強のチームを作るしかない」と思いました。

ドラフトについて

ドラフトのルールは「BPIの合計値を170以内にすること」だったので
監督の中で一番BPIが低い俺が有利でした。選手を選ぶ順番についても俺が一番有利。勝つにはこれを活用するしかない。

いろいろ省略しますけど、SAGE.Mチームはこうなりました。
1巡目:K-JET.(きょんくん)
2巡目:WAKAME(わかめさん)
3巡目:TIHAYA(ちはや)

1巡目のきょんくんに関しては、分かりやすく言うと参加者の中で一番BPIが高い選手でした。個人的にも以前から交流があって、TLでのリザルトもよく見てたので、間違いなく最強だと思ったので真っ先に選びました。BPLプロに紛れてても遜色ない実力の持ち主です。

次に2巡目のわかめさんについてなんですが、1巡目にきょんくんを選ぶことは決めてたので、そこを軸に考えた時に、皿ができる人が欲しい!と思って選びました。結果的にこれが大正解だった…

最後に3巡目のちはや。個人的には10年以上前からの友人で実力はほぼ全部知ってます。(天体に開店凸してへいぽーさんと3人で並んでやってたのが懐かしい…)
チームのバランスとしては精度を持ってる人が欲しいところ。ちはやは精度が高いだけじゃなくて最近12も頑張ってて大将も任せられると思ったので選びました。最初のチーム通話で本人に監督と得意領域が被る(単発)から選ばれないと思ってたって言われたけど、俺としては自分がチーム内の役割としては「他3人が実力を発揮できるようにオーダーを組んだ結果、余ったところで出る人」くらいの認識だったので、被るとは全く思ってなかったです。俺は12できないし。

チーム名についてですけど、メンバーの関係性を考えて、「STRNGIファン、RAITO.ファンとかどう?」って提案しました。個人的に、BPLでこれからプロとして頑張っていくRAITO.選手を応援するか、惜しくもドラフトで落ちてしまって来年に向けて頑張っているSTRNGIくんを応援するか、という気持ちで提案しました。
メンバーで話し合って、「STRNGIファンボーイズ」で決まりました。

Discordのサーバー。

苦境に立っている人を応援したいよね!
(すとろんぎくん、快諾してくれてありがとう!)

チームのTシャツ。Tシャツが準備される大会って凄くない?

チームのオーダーとコンディション

オーダーについては、当然ですができるだけメンバー全員が力を発揮しやすい配置で考えました。
予選3試合で大将戦に出場するのはきょんくん、わかめさん、ちはやの3人。あとはジャンルとコストを加味してオーダーを埋めました。

5月末~6月頭くらい?わかめさんから、手を壊してしまったとの連絡を受けました。とりあえず、練習はしばらく中断してもらって様子を見ることに。
6月頭、俺が帯状疱疹になりました。完治には早くて3週間くらいかかります。ビートマニアをすると脇腹に激痛が走り、高熱で仕事を休んだりして、3週間くらいはビートマニアに触れない状態でした。ついでに大会5日前に子どもからウィルス性胃腸炎もらって死んでました。
きょんくんはかなりの頻度で仕事が22時近くまでかかっている様子。噂の後輩くんの対応で多忙の様子でした。
ちはやに関しては特に書くことがありません。元気で良かった。

このチーム、コンディションがヤバイ…

わかめさんから6月末あたりに出場を辞退する可能性があると連絡を受けながらも、最終的にはわかめさんはレベル11くらいまでならなんとかできそうだということで、当初大将スクラッチに配置していたわかめさんのオーダーを変更し、それに合わせて色んなオーダー変更をしました。
(ここで俺が大将ノーツで出ることが確定。俺が12やるの?本当に?正直頭を抱えました…)

大会の振り返り

当日の配信アーカイブ置いときます。
ここでは自分個人の試合について書きます。

第一試合 副将コード 対戦相手:Y#KIRI(ゆーきりさん)
ゆーきりさんが来ることは予想してて、スコアはざっと確認してました。
ガチ押し系が苦手そうな印象を受けたのでSPACE FIGHT、
あとは精度で勝負する用にFREEDOMを候補にしてました。
(サンダーリミも寸前まで候補に入れてたけど、少ないアップで12を押せる気がしなかったので没。)
当日のアップで2曲ともやってみた結果、FREEDOMのスコアが微妙だったのでSPACE FIGHTを投げました。緊張して手が震えてたけどなんとか自選は通せたのでOK!
相手から飛んできたのはOverride†。まぁ重いのが飛んでくると思ってたんで良いんですけど、見事にボコボコにされました。ここだけ1P側でやりたかった。
チームとしては先鋒で2タテされるもわかめさんが2タテし(本当に怪我人ですか?頼もしすぎる!)、きょんくんもスクラッチで2タテして見事勝利!レベルワンうますぎだろ!

第二試合 先鋒スクラッチ 対戦相手:DIV.(あおきさん)
S.MOCKさんが来ると思ってたのに!!
あおきさんはライバル入れてたけど、マジで勝ってる曲がほとんどない。
一応勝ってるDo Back BurnとClose My Eyes For Meを候補にしました。
Close My~の方は正直あんまり練習できてなくてやり方もふわっとしてたので、練習では安定してたDo Back Burnを投げました。
結果、大ゴケして負けました…
ミラーでやったんですけど、大会当日に癖がつきました。相手は結構当たってたらしいので、アップの時に気づいてランダムでやればよかった…
相手の選曲はHella Deep。結構意外でした。Midnight Driveで破壊されると思ってたので…(多分後の試合用に残してたっぽい?)
この曲は得意でも不得意でもなく、そんなに練習もしてませんでした。
気持ち的に自選で負けてしまったのでまぁ頑張るしかないかみたいな吹っ切れた状態だったんですけど、それが良かったのか終わってみるとギリギリ勝ってました!自分が一番びっくりした!
チームとしては2連勝する予定だったんですけど、大将コードのストラテジー選曲がヤバすぎてギリギリ敗北…
(ちはやくん、今後大会当月の収支はマイナスにしといて。)

第三試合 大将ノーツ 対戦相手:UMECO(うめこさん)
そもそも12なんて誰にも勝てないと思ってるので、自己べが多少マシなPrimitive Vibesを決め打ちで投げようと思ってました。
第三試合は当日にならないと相手が分からないルールでした。
相手はBブロックの誰かで、しこにゃんさん・うめこさん・大野くんの誰かということが大会数日前に発覚。Primitive Vibesが全員うますぎて没に...
しこにゃんさんとうめこさんはスコアを見て(見なくても分かるけど)何を投げても負けることは明白でした。なので、僅かでも可能性のある大野くん相手に絞って、Friction[!]FunctionとWONDER WALKERにしました。
相手はうめこさんになり、BPM的にも譜面的にも相手の土俵。負けるべくして負けました。実力不足すぎ!
副将戦でちはやが復活の2タテを決めてくれたのに、大将戦で俺が2タテされてしまったのでチームは敗北。ごめんなさい…

3戦で1勝2敗だったんですけど、予選Aグループが全チーム1勝2敗で、獲得ポイントでギリギリ決勝進出できました!マジでどのメンバーのポイントでも欠けてたら決勝行けてなかったからチームの力だった!

決勝 次鋒チャージ 対戦相手:6RAKA3(むらかみさん)
決勝のオーダーと選曲は寸前に決めました。チャージは一応練習してたけど、正直苦手なので精度で勝負できるVirusFunkにしました。
相手がむらかみさんになった瞬間に、あぁ、俺はこの後RIDE ON THE RIGHTでボコボコにされるんだなぁと思いました。
自選のVirusFunkでは判定見失ったり取りこぼしたりしてボロボロ...普通に負けました。
疲れ切ってて体力が全く残ってなかったです。毎日テレワークしてて外に出なさすぎでモヤシ。
相手の選曲は予想通りライドンで、同じ譜面でやりたくなかったのでR乱にしたんですけどまぁ酷い結果でしたね。2タテされてしまいました、本当に申し訳ない...

チームの結果としては先鋒でわかめさんが2タテを決めてくれたんですけど俺が2タテされ、中堅のきょんくんは2回連続でヤムヤムジェリーさせて貰えなかったので(?)自選を取り合い、副将ちはやは天才的なXperanza(マジで上手すぎたんでアーカイブ見て!)で自選を取り、対戦相手ねぶかわさん選曲のPlan8で健闘するも惜しくも負けて取り合い。
優勝するにはきょんくんの2タテが必要になりました。この時点で2タテされた自分が情けなくて、申し訳なさすぎて、めっちゃ悔やんでました。

お互いストラテジーを切り、完全実力勝負になり、曲はAntigravityとfffff。Antigravityはきょんくんの自己ベもバカ高くてこちらに有利な曲でしたが、fffffは相手のうめこさんのフィールド。

Antigravityはきょんくんが無難に勝利し、問題のfffff。マジで死ぬほど祈ってました。
結果は...

きょんくんの勝利!!!!!トリルうますぎ!!!!!!!叫んだ!!!!K-JET.最強!!!!!!!

俺以外のチームメンバーがマジで最強でした。活躍しまくり。

最強のチームでした!!


初監督で出場して、まさかの優勝。本当にチームメンバーには夢を見させてもらいました。
あの日、逆サイドでやり始めて本当によかった。

まとめ

チームメンバーが最強。この一言に尽きます。
チームの成績は優勝という最高の結果でしたけど、個人としては本当に下手で情けなかった。特に自選曲。お前何年ビーマニやっとんねんって感じです。
もう年齢も今年で35歳、子どももいるのでなかなか練習もできず、大会とか出るのはこれが最後かなと思ってたけど、悔しすぎたのでまた出るかもしれません。知らんけど。

最後に、最高の体験をさせてくれたチームメンバーのみんな、最高の試合をしてくれた谷口杯参加者の皆さま、本当にありがとうございました。

あとジストニアには本当にみんな気をつけてね。既にジストニアで苦しんでるそこのあなた、逆サイドで諦めずに始めたら、俺みたいに最高の体験ができるかもしれませんよ?

またどこかで会った時はよろしくお願いします。

谷口杯思い出の品と、谷口杯翌日に届いた新型フェニワン。


ところで、おはみずせって何ですか?

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