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2025年の年賀状を書こうか
さて、今年ももう年の瀬(とかいってまだクリスマスだけど)。ということは年賀状の季節。
仕事に追われすぎていると、年賀状を出せないまま年明けちゃった、とかはあるんだけど、基本年賀状は出したい派。
私の周りで未だに年賀状を書いている友達はいない気がする。出せばみんな返事はくれるんだけどね。
年賀状出していい?って聞くと「えらいね」とか「マメだね」と言われる。
バースデーカードにしろ、クリスマスカードにしろ、その人のことだけを想って気持ちを文字にするってすごく幸せな時間じゃない!?って思うんだけどどうでしょう。
気持ちを伝えたい人が自分の周りにいることのありがたさも感じられるし、普段面と向かって言うのは照れてしまうからこそ、時には正直に接する時間も必要なんじゃないかと。
特に年賀状は、今年もその人たちと過ごせたこととか、お互い何事もなく1年を終えられたねって確かめ合えるような気がして、ひときわ想いが強くなるものだと思ってる。
だから、年賀状には時間をたっぷりかけたい。
私はいつも無地の年賀はがきを買って、自分で何か描くということをしている。
今年もやることは同じ。巳年だし、それにまつわる何かにしようかなと思ったけど、最近自分の中でハマっているライン系のデザインにしてみた。
お正月っていうか、どちらかというとクリスマスっぽい?とか思いながらも、なんだかんだ気に入っている。
今年の分は30枚もないんだけど、それでもやっぱり1つずつ手描きするって大変だから、早めに着手していてよかった。。。
と言いつつ、その年お世話になった人だけに出すものが年賀状ではないと思っている。
もしかしたら相手には迷惑かもしれないけど、私はたまに、本当たま〜にゲリラ的年賀状を出したりなんかしてしまう。
でも、そうしたことによって、最高の年賀状を数年前に手に入れてしまったので、私の記憶から無くならないように記録しておきたい。
出した相手は小学校1年生のときの担任の先生。
私が中学生くらいのときに定年退職されていて、連絡も何もとっていなかったのだけど、突然自分の近況を知らせたくなって、いてもたってもいられず。
「先生、お元気ですか?急にごめんなさい、私今こんなこと仕事をしています!しんどいことがあっても、こんな思いで頑張りたいと思ってるんです!先生もまだマラソンを続けられてますか?お体にお気をつけて」みたいな、ほぼ自分の近況と意思表明みたいな年賀状を出したと思う。
返ってくるか、そもそも覚えてくれてるかも分からずだったけど、とにかくheart first, head secondみたいな感じで年賀状を出してみた。
で、なんと返事が返ってきて「本当にお久しぶりですね、お元気ですか?」と。その言葉を見ただけでなんか猛烈に泣けてしまって。この一文にこんなにパワーがあるんだなあと、しばらくその年賀状を泣きながら眺めてた。
翌年、先生からは「高齢に至りましたので、次年度から年賀のご挨拶を欠礼させていただきます」と、最後の年賀状が。
「自信を持ってにこやかに。必ず道は拓ける。頑張ってくださいね。」と、昔と同じ、力強い言葉を添えてくださった。
ああ、あのとき衝動的に動いて本当に良かったと思った出来事だったな。。。
と、へ〜、自分ここまで年賀状に熱い想いを持っていたんだと気付かされもした今回のnote。
今年は時間をかけて、大切な誰かに年賀状を書いてみようかな、と思った人が1人でも増えたら嬉しいな。