自分のことばは最強〜子ども先生にみる伝える力〜
こんにちは。あきです。
きのう、きょうと、子ども先生の授業に4才の娘ちゃんと夫と参加して聞いていました。
子ども先生というのは、「子どもが教える学校」の小学4年生から大学生までの先生が教えてくれる学校です。(参加費無料)
「子どもが教える学校」は、コロナで学校へ行けなかった子ども向けに何かしてあげたいと考えた鈴木深雪さんが始めたプロジェクトです。
毎月第一土・日に開催される子ども先生たちの授業。今月9月がきのう・きょうの開催だったんですね。
前回も「すっごいなー!」「へー!そうなんだ!」という驚きが大きかったですが、今回も子ども先生たちの授業は興味深く、発見や驚きがありました。
そう!この子ども先生の授業って、大人にこそ響く授業です。
何がって。
みんなね、自分の好きなもの、夢中になっていることについて授業してくれます。
そのことばの1つ1つが上滑りではない、ちゃんと自分とつながっていて、子どもたちがそのことにじっくり向き合ったことがにじみ出る発表なんです。
発表のスタイルは十人十色です。
ノリノリでハイテンションで発表する子、
朴訥(ぼくとつ)に淡々と語っていく子、
論理的に話を展開していく子、
楽しそうにクイズを出しながら進める子、
などなど。
ほんとうに一人として型にはまっていない。その子のオリジナル、ユニークさが自ずと出てくる。
これがとってもとっても良い味です( ^ω^ )
子ども先生の授業はプレゼン教室ではないんですね。
”これが良いプレゼン!”みたいな紋切り型のモデルに合わせていくような大人仕様の陳腐なものではないんです(笑)
その子その子の一人一人の気持ちと考えが、深掘りされてから出てきたことばと授業なので、個性が画一化されずに表現されています。
子ども先生の授業は校長の鈴木さんが事前に子どもたちへ最小限のファシリテートをしているので、その後は子どもたち自身が自分と向き合いながら、自分の授業内容を消化していきます。
授業のなかで校長の鈴木さんがいつも言うのは、「○○くん・○○ちゃん、きょうの授業の内容は前回のものからずいぶん変わったね!」と。
それも涙ながらに( ^^ )
子ども先生たちは、最終打ち合わせからどんどん自分で内容を進化させ、深め、消化して、本番の授業では校長先生を泣かせるほどの成長をとげて授業をしているんですね。
そんな子ども先生たちの成長も垣間見える授業内容は、遊びから習い事、社会問題まで多岐にわたります。
そのどれもが子ども先生の体験と、自分のことばを通しての力強い内容です。
人に伝えるって、シンプルで、素直で良いんだな。
そこに自分の根幹の思いと、飾らない自分の素直なことばがあれば良いんだな。
そういうコミュニケーションの大事なところを気づかせてくれる授業です。
子どもたちの熱源に触れてみませんか?
気になる方は校長の鈴木さんをチェックしてくださいね。
https://note.com/suzukimiyuki
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