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2022/2/3 情報と人脈と教育と

今日は、やっぱり教育って大事だよねーって話をしたいと思います。

教育の話をする前にまずは、情報格差についての話をしたいと思います。

人生ってある程度運の要素があると思うんですけど、僕は質の高い情報が手に入りやすいかどうかもその一つだと思っています。

ここでいう、質の高い、とは結果にコミットしやすい情報、もっと言えば、その人を幸せにしやすい情報、のことです。

もちろん、何によって幸せを感じるかは人それぞれですが、例えば、他者より秀でた成果を発揮できたら幸せを感じる人は多いのではないでしょうか。

僕が情報の差によって成果がこんなに変わるんだと感じた出来事を話します。

僕は中学2年生まで、授業の成績は良い方ではあったものの、めちゃめちゃいい、というほどではありませんでした。

しかし中学3年になり、受験を控えた僕は、塾に通い始めました。

すると授業で習うことは、予め塾で習っているのですいすい解くことができるし、より深いところまで理解ができるようになりました。

僕よりももっと早い段階で塾に行っている子もいたので、

僕はその時「ずるい」と思いました。

「こんなん知ってたらそら解けるじゃないか」と。

「知識」だけじゃなくて、様々な「問題」や「勉強の仕方」まで教えてくれるので、

ただ真面目にこなしているだけで、僕はどんどん成績を伸ばしていきました。

つまり、情報格差は、才能の差や努力量の差よりも、結果に大きな影響を与えるのです。


同じことは、スポーツでもビジネスでも言えると思います。

前職では、Web3やDAOの話なんて誰もしてくれなかったのが、転職して初めて招待されたイベントでは、みんな当たり前のように話していました。

同じ人間の中で、こんなに情報格差があるのかと思いました。

そりゃ貧富の差が生まれるわと。


情報格差は何によって生まれるか。

それは、まわりの人間の差だと思います。

情報に敏感な人がまわりにいたり、それを発信することが好きな人がまわりにいれば、自然とそういったことに興味がある人間になっていたでしょう。

今は、インターネットにより、誰でも好きに情報を取れるようになりましたが、一方で、インターネットの世界に溢れている情報は玉石混交でもあります。

つまり、必要な情報を手に入れるのはそんなに簡単ではない。

僕もお金を払い、いろいろ試して初めていろんな情報に出会えるようになりました。

そんな情報の溢れた世界で一番信頼できる情報は何か。

それは結局、信頼している人の発信している情報だと思います。

だから結局、質の高い情報をもっている人と出会えるかどうかが鍵になる。

今は、情報に溢れた時代だから、

昔なんかはネットもなく、まわりの人間からしか情報をとれなかったからこそ、

今も昔もどういう人がまわりにいるか、人脈が大事になってくるのだと思います。


社会人になってからは、そういう人と出会える立ち回りをしたり、

自分もそういう人たちと同じ土俵に立てるくらいの価値を提供できる人になることが大事だったりますが、

子ども時代はそうではありません。

どうすれば、そういった情報の大事さに気づき、人脈の大事さに気づけるようになるのか。

それは、教育の如何によると思います。

そういうことが大事であると、教育してあげなければ、自発的に動くことも、努力をすることも、できません。

「教育する」とは教えてあげることだけではありません。

「体験させてあげる」ことが重要なのです。

子どもは、体験の中で学び、成長していく生き物だと思います。


教育によって人脈の大切さを学び、

人脈によって情報を獲得し、

得られた情報から、色々なことを考え、行動できるようになれば、幸せはつかみやすくなるのではないかなーと思います。

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