女のいない男たち 音楽プレイリスト
ふむ。
おもしろい。
恋愛は個人的なものだが、「女のいない男たち」は複数形というのは
おもしろい。
失った者は複数形となる。
さて、
村上春樹『女のいない男たち』に出てきた音楽のプレイリストです。
曲名が出てない場合は、私のチョイスです。
3時間のプレイリストになりました!
ページ数は、単行本版でのページ数です。
p11
ビートルズ
「サージェント・ペパーズ」
ビーチ・ボーイズ
「ペット・サウンズ」
p13
ドライブ・マイ・カー
p27
ベートーヴェンの弦楽四重奏
ビーチ・ボーイズ
ラスカルズ
クリーデンス
テンプテーションズ
p65
イエスタデイ
p69
ジミ・ヘンドリックス
p82
オブラディ・オブラダ
p111
『ライク・サムワン・イン・ラブ』
p141
シューベルトやメンデルスゾーンの室内楽
p148
バリー・ホワイトの音楽
p165
『マイ・ウェイ』
p221
アート・テイタムのソロ・ピアノ
p223
『ジェリコの戦い』が入っているコールマン・ホーキンスのLPを聴いた。メジャー・ホリーのベース・ソロが素晴らしい。
p232
ビリー・ホリデー 『ジョージア・オン・マイ・マインド』
エロール・ガーナー 『ムーングロウ』
バディー・デフランコ 『言い出しかねて』
p253
テディ・ウィルソン
ヴィック・ディッケンソン
バック・クレイトン
p260
ベン・ウェブスターの吹く『マイ・ロマンス』の美しいソロを思った(途中二度スクラッチが入る。ぷつん・ぷつんと)。
p280
クリフォード・ブラウンのソロ
p281〜
パーシー・フェイス『夏の日の恋』
マントヴァーニ
レイモンド・ルフェーブル
フランク・チャックフィールド
フランシス・レイ『白い恋人たち』
101ストリングズ
ポール・モーリア
ビリー・ヴォーン
『デレク・アンド・ドミノズ』
オーティス・レディング
ドアーズ
p283〜
ヘンリー・マンシーニの指揮する『ムーン・リヴァー』
p284
ゴリラズ
ブラック・アイド・ピーズ
ジェファーソン・エアプレイン
「エレベーター音楽」、いいですね。
「エレベーター音楽」は、聴く人の置かれた立場というか、心境で、響き方が変わって聴こえてくる音楽ですね。まあ、どんな音楽でもそうですが。
あと、単行本の表紙の絵も短編の「木野」を読んだあとだと、この絵がどんな絵なのかがわかって、違って見えてくる。
タイトルの文字の金箔、いい感じ。
発売時に買って読んだっきりで、8年ぶりくらいに読み返しました。今回はこの短編集がどんな感じなのかを、自分の中で位置づけることができた。
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