大喜利の練習をします。
お題は、レンタルDVDの『 IPPONグランプリ3』より。
・お題を見て、画面を一時停止して、他の人の回答を見る前に考えました。
何本か考えて、頭を切り替えたい状態になったときには、一時停止を解いて、他の回答者の回答を楽しみました。そのあとにまた自分の回答に戻りました。そのあとに自分が考えた答えは、さっき見た他の人の回答の単なる真似はしないようにしました。似た答えがある場合は、発想が同じだったときです。
・最低でも5つは回答をしぼりだそうとしました。
・書いた順に載せていきます。
1つの回答に要した時間は、だいたい平均5分くらいでしょうか。(それ以上考えたくない、というのもあります。)
それではいってみましょう。
大喜利の練習。
※番号は前回からのお題の通し番号です。
28. 13日の金曜日に暴れ回るジェイソン。14日の土曜日は何をしてる?
以上で第1問、私の回答おわり。
以下、出演者の回答の中でスキだった回答、感心した回答など。
以上でAブロック第1問、おわり。
つづいて第2問。
29. 写真で一言
※ 発音記号を書きたかったんですが、記述方法がわからず!
国際音声記号(IPA)というのでは、下のようになるのかな?
※ この答えは、「キング・オブ・コメディ」という映画からです。その映画の主人公は、「観客の写真」の前で演説(スタンダップコメディ)の練習をしてたりします。
以上で私の回答おわり、
以下、出演者の回答でスキだった答え、感心した答えなど。
以上でBブロック第2問おわり。
なんかこの写真で一言の答えで「UNOって言ってない〜」って答えがあったと記憶していたんですが、それは「ボケて」って大喜利サイトのやつだったみたいですね。
服が違うから、別の日の写真なんでしょうけど、決めポーズなんでしょうか。
それではBブロック最後の問題。
30. 親父の手帳に「正」の字が。いったい何を数えている?
以上で第3問、私の回答おわり。
今回の私の答えでは、伝わりにくい、伝わる人が限定される答えが多くなっていました。
「あなたのキス」は、「あなたのキスを数えましょう」というヒット曲があって、その当時にテレビを見てた人には意味が伝わる答えで、「仮面ライダーW(ダブル)から言われたので…」という答えは、仮面ライダーWの決め台詞が、「お前の罪を数えろ」とか言うのだったことを受けての答えで、「今まで食べたサンドイッチの回。」という答えは、ジョジョの奇妙な冒険というマンガのセリフからの答えです。
「食パンマン」くらいは説明なしで伝わるはずですが、外国の人とかには伝わらないですよね。
このへんの答えは、伝わる人に伝わればいい、そういうタイプの答えである、とわりきります。
以下、出演者の回答でスキだった答え、感心した答えなど。
以上で第3問終わり、
ですが、サドンデスでもう1問。
31. 「身もフタもないこと」を言ってください。
以上で私の回答おわり、
最後の「赤信号〜」はbyビートたけしです。
今見返してみて、「あのウイルス、マスク突き抜けるらしいよ。」は、我ながらこのお題の答えとして秀逸だと思いました。
身(マスクをつけている身体)もフタ(マスク)もない(身体がダメになる、マスクが無用である)という。
時事的でもあるし、我ながらこの答えはかなり気に入りました。
以下、出演者の回答でスキだった答え、感心した答えなど。
この答えは、当時に野球とばく問題があったということで、これも時事ネタでしたね。
決勝の前に、「松本人志が気になった一般のみなさまの答え」のコーナー。
※ 「介の字貼り」ってのは、筋肉痛などで、シップみたいのを貼る時の、貼り方です。「介」の字の形にシップを貼るという。背中とかふくらはぎとか? 当時そういうCMがありました。
さて、いよいよ決勝戦。
32. フック船長が「このフック飽きたな〜」 何に変えた?
以上で決勝戦第1問、私の回答おわり。
以下、出演者の回答でスキだった答え、感心した答えなど。
以上で決勝戦第1問、おわり。
なんか楽しいお題でした。
つづいて決勝戦第2問。
33.「◯◯の秋」 1位は食欲、2位は芸術、87位は?
以上で第2問、私の回答おわり。
以下、出演者の回答でスキだった答え、感心した答えなど。
以上で決勝戦第2問おわり。
つづいて第3問。
34. 写真で一言
以上で第3問、私の回答おわり。
以下、出演者の回答でスキだった答え、感心した答えなど。
以上、決勝戦第3問おわり。
つづいて第4問。
35. 1回 1万円のガチャガチャ。何が出る?
以上で私の回答おわり。
このお題、楽しかったです。
以下、出演者の回答でスキだった答え、感心した答えなど。
以上で第4問おわり。
いよいよ決勝戦ラスト、第5問。
36.メルヘンチックな強盗。どんなの?
以上で私の全回答おわり!
以下、出演者の回答でスキだった答え、感心した答えなど。
これでバカリズムさんは第1回と第3回で優勝という。すごい。
以上で第3回、IPPONグランプリのお題による、大喜利の練習、おわりです。
やるごとに答えが出やすくなってきました。やはり、慣れですね。
しかし、考えて答えを出すまでには、考える時間が最低1分くらいは必要でした。
松本人志さんなんかは、ふだんのトークなどで、瞬時にアドリブでおもしろい返しをしますが、あれはほんとすごいですね。あのアドリブでの瞬発力。考えるに、あれは一種の職業病みたいなものなんじゃないかと思いました。常にお笑いの世界にいる、という。
ということで、ここで「第3回・大喜利の練習」は終わりですが、昨日フランスの哲学者のアンリ・ベルクソンの『笑い』という著作を読み返しました。とてもいい分析で、笑いに関して分析してある本を読みたい人には、おすすめです。
以下、その本からキーワードというか、示唆に富むワード、文章を抜き出しました。この部分は有料にします。
本のタイトルは『笑い/不気味なもの』で、ベルクソンの『笑い』とフロイトの『不気味なもの』と、その2つを絡めて評論したジリボンの『不気味な笑い』という3つの著者の論考がひとつにまとめてあるという、とてもいい編集の本です。平凡社ライブラリーという新書です。そこから、ベルクソンの『笑い』から引用、抜き出しをします。この本を読んだことのない場合、引用部分だけ見ても分かりづらいとは思いますが、笑いに関するキーワードを思い描くものとして活用ください。