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田舎、ばか生きづらい

田舎の中の田舎みたいなところに住んでいる。
車ないと生活できない。駐車場死ぬほど広い。
近くにコンビニがない。田んぼばっかり。
そんないわゆる田舎。
小学生のときから地元が嫌いだった。
中学生の時夢はここから抜け出すことだった。
なんやかんや今もここに住んでいるのだが。

子どもにも保護者にも先生にも一瞬で回っていく噂。噂話をしている時が一番楽しそうな大人。
子どもの時それが気持ち悪かった。
全てにおいて隠し通すことができない。
彼氏がいることを周りに話していなくても、一度一緒に帰れば、次の日には学校中が知っていて、先生も友達の親もご近所さんも知っている。
私もテストの順位も習い事も目指してる高校も授業中寝ていることも全部全部全部知られている。
気持ちも見透かされている。そんな気がしてた。母親が地元の人ではなく、自分の親がその噂話に加担していない。それだけが救いで、でもいつかここを出たいと思っていた。
誰も私に関わってこない、誰も私を知らない場所に住みたかった。

東京の大学を目指していたが、学力が足りなくて諦めた。国公立の大学に行く方が大事だった。
大学生になって家をこよなく愛する私でも1日に1回は地元を抜け出したいと未だに思う。
そんなこと言いつつ、まだ学生で親の脛かじって、バイト代は趣味に消えてるわけですが。

今と昔で変わったこととしては今は地元に友達が1人もいないこと。
そして大学、バイト諸々生活圏が地元ではないこと。これ1番でかい。世界は広い。
だからまあここでもなんとかやっていけているわけです。

最近よく子どものために田舎に引っ越すという話を聞く。それは親のエゴだろと思う。
子どもにとっての世界は家庭と学校しかない。
田舎ならなおさら。本当に逃げ場が全くない。
田舎のご近所同士の助け合いとか、ないから。ドがつく田舎だと助け合いなんてない。見かけは助けてるかもしれないけど、暇人の話のネタになるだけ。やめた方がいいよ。

最近の地元きしょいエピとしては、
中学時代の『元』友達たちがマッチングアプリで地元友達同士でマッチし合って遊んでるって話ですかねー
まだ昔の小さなコミュニティで生きてるのか。暇かよ。

地元に住んでる友達が今はゼロでもこういう「地元噂話」が耳に入ってくる田舎、やっぱり最悪だ。

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