『ゆらゆら』にワクワクする場所へ行ってきた、の巻。
毎週金曜日は調子に乗って夜更かししがち。どうもえむです。
今日は仕事が割とヘビーだった。割とというか、かなり。
個人の仕事が落ち着いたので上司や同僚のサポートに徹していたけれど、その作業内容が膨大すぎて途中からニヤニヤしながら作業していた。ドMかな?
おまけに職場はエアコン交換工事をしているため冷房が使えない。死ぬかと思った。
作業に区切りが見えたお昼の時間。
一息つこうとX(旧Twitter)を開いたら、普段お世話になっている『脳トレカレッジ』代表えとうゆきさんの旦那さんが個展をやることを知った。
しかも今日から。
この投稿を目にした時、作業の疲労とムシムシした室温で頭が回っていなかったので「仕事終わったら行こう。」と決めてしまった。
定時で帰れる目処も立っていなかったが、決めてしまったもんは仕方ない。
なんかいいもん見てワクワクしてから帰りたい。
今日の私の頑張りを労って帰ってやる!!!!!!!!!
という褒められたもんじゃない衝動を胸に個展会場へ向かうことにした。
国際フォトコンテストで何やら凄い賞を受賞されている方の作品を実際に見れるなんて、滅多にないチャンスですからね。
会場に到着すると、ちょうどご来場者さんをお見送りされているタイミングだった。
久しぶりにお会いする&個展にお邪魔するのが初ということで、どんなテンションで話しかけて良いのか分からず初対面のフリをしてしまった。
そのせいもありお互いに「あっ初めまして…」みたいな空気で会話をする謎時間が発生する始末。
Satoshiさん、本当にすみませんでした。
会場内の写真を撮っていないのだけど、あの、とにかくすごかった。
びっくりした。おもしろかった。
まず、展示されている作品に透明なものがあった。キラキラしてるのもいた。
東京平版株式会社さんの協賛で出来たことらしい。
元々はちゃんと色をもった写真のはずなのに、急に透け感出すこと出来るんだ…
お化粧のハイライトやラメみたいに肌をキラキラさせられるんだ…
とビックリしっぱなしだった。
ハイライトみたいなキラキラは、なんでもゴールドな紙を使っているらしく、光の反射でキラキラするのが肌の質感みたいになるという話だった。
あまりにも天才の所業過ぎて膝を打った。心の中で。
全ての作品がお風呂で撮影しているものらしく、波紋や泡が見えるのが素敵だった。
お伺いした時間帯に居たのが私だけだったため、作品について色々説明していただいた。
どんなこだわりを持っているのか、表現したい理想像がどんなものなのか。
そういった作成裏話的な話が大好きなので、聞かせてもらえて楽しかった。
それから、普段どんなふうに撮影してるのかも教えていただいた。
素人のへっぽこ質問に丁寧に答えてくださって感謝しかない。
とにかくどの作品もすごく素敵で、体感型なのが面白かった。
静かにドキドキワクワクしっぱなしで、好奇心が有り得ないスピードで満たされていった。
お隣でご説明いただきながら鑑賞させていただくので、そりゃあもう作家さんが照れて立てなくなるくらい褒めちぎろう!と意気込んでいた。
結果は惨敗だった。
「わ~~!なんかこっちはこう…ホァッて感じだけど…こっちはこう…ワァッ!って感じ~~!!」
「すご~~い!めっちゃキラキラ~~!すげ~~!」
「なんか…すごい、わ~…おもしろ~」
文字に起こすと最悪である。アホの子である。
でも無理だった。だって言葉にするの勿体なかったんだもん!
言語という枠に収めてしまうにはあまりにも魅力的過ぎるんだもん。しゃーない。
語彙力という力を封じ込める力があったし、感嘆詞以外しゃべれなくなる魔法があの空間にはかかっていた。間違いないです、証人は私だ。
視覚を通して作品の奥行きを感じることが出来て、触れることも可能。
体感型アートを堪能したことで、見事に今日の頑張りが報われた。
そんなSatoshiさんの個展は16日(日)までやっている。
都営浅草線・日比谷線の東銀座駅から降りて、歌舞伎座を正面にした右の方に会場があるので是非行ってみてほしい。
チームラボとかトリックアートが好きな人にオススメしたい。
あ~!!いいもん見た!!!
↓個展の詳細はこちら↓
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