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自分の非を認められない
これは、わたしだ。
テラスハウスが好きだ。すきだった。
数日間テラスハウス含め、リアリティショーについてnoteで触れてきたが、色々考えることが増えて、色んな人の意見に流され、自分の軸がぶれぶれなので、意見の変化や内容の相違についてはお許しいただきたい。
整理するために書くnoteである。
今日はテラハ出演中であった新野社長のツイートが目にとまった。
演者の言動を陰湿に批判することがテラスハウスの面白さのひとつであったという事は否めない。スタジオトークや山チャンネルがその陰湿さを増幅させていた。陰湿であればある程、面白くなるという悪魔構造。制作サイドはもちろん、視聴者としてそれを楽しんでいた自分も反省しなければならないと思う。
— 新野・ビンスイ・俊幸🚦 (@getdrunkeasily) May 26, 2020
この構造的問題に自分は気づいていた、と思う。
過去の自分のツイートのスクリーンショットを置いておく。
前のnoteでも書いているので、もし読んでくださってたらしつこく感じるかも知れないが、私は2012年の1stシーズンテラスハウス湘南編からずっと番組のファンでリアルタイムで追っかけてきた。
最初は、番組を見守るスタジオメンバーは、YOUさん一人から始まった。
そこへトリンドル玲奈ちゃんが加わり、その後、山ちゃん、徳井さん、馬場園ちゃん、そして臣くんの4人が加わり、臣くんのポジションに若手男性俳優がシーズンごとに入れ替わり立ち替わりというスタイルへと定着していった。
テラスハウスではこのスタジオメンバーの存在がとても大きい。
最初はVTRの間のトークコーナーのみだったが、番組を視聴しながら同時にスタジオメンバーの生のリアクションを聴くことができる副音声も配信。
私は、副音声版と副音声がないバージョン毎週2回見るようになった。
なぜなら、副音声があることで印象がすごく変わるから。
私は、習慣として番組を見終えたあとに毎回Twitterで”テラハ”と検索して他の人のリアクションを調べるようになった。
昔から、中傷するような意見を書き込む人はいたが、特に軽井沢編からは顕著だったように思う。
上に載せたツイートを書いたのはちょうどそのころだったと思う。
スタジオメンバーのコメントが過激化していたように感じていた。
特にいちばん毒舌な山ちゃんの暴走がとまらなかった。
番組を楽しみつつも、副音声の暴走に不快感を覚え、そしてSNSでの誹謗中傷が煽られないか毎回不安を覚えていた記憶がある。
そして今回の東京編では、途中徳井さんが”やらかし”て、いなくなってしまった。
徳井さんいなくなったら、すれすれだった秩序を誰が守るのだろうと不安を覚えたこともよく覚えている。
ここまで書くとスタジオメンバーを悪者にしている気もするが、これに気づいてない視聴者の方が多かったことも問題だったと思う。
だがしかし、そんな深いところまで考えながら、テレビ番組を視聴するひとの方が少ない。
その構造的問題を知りながらも、私は番組を視聴し続けていた。
テラスハウスをずっと見てきた私は、2012年からだから8年間か。それなりに長い期間だ。
8年間の”わたし”を反省している。苦しくなっている。
そして自分の非を認めたくなくて、まだ誰かのせいにする。
嫌な自分も残しておく。
もう少し先の未来にこのnoteを読み返して「大人になった」と思えるように。
私はまだ、弱い。
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