「もう好きじゃない」と言われた日
喧嘩の日々
里帰りを終えて自宅に戻ってから約1か月。
喧嘩をしていることの方が多く、夫もほとんど家に帰ってきていない状況でした。
わたしは育児にも慣れてきて、ありがたいことに娘もよく寝てくれる子だったのでワンオペでもなんとかやっていました。しかし夫が育児よりも遊びに行ったり夜中に出かけて朝まで帰ってこなかったりと、夫の自由すぎる行動にストレスが溜まり、そしてその怒りをぶつけ、悪循環になっていました。
夫の父親としての自覚のなさ、自分優先で生活していることが原因だと、わたしは思っていたんですよね。
でも、実際はこうなるまでの過程があったことに、後々気付いたんです。
何度目かの話し合い
自宅に戻ってから一か月が過ぎた頃、何度目かの話し合いをしました。
その時夫から
「これから娘を育てていくのにお金の心配がある。まだ返せていないお金もあるし俺の仕事はボーナスもないし、月によって収入にも差がある。だけど俺は今の仕事を今の職場で頑張りたいと思っている。だから別れた方が色々な補助も受けられるしその方が娘にとっていいのではないか」
「meguとはもう一緒に生活できないと思った」
「正直、meguのことはもう好きじゃない。一番の理由は立ち合い出産が俺的には結構ショッキングで、そこから女性としてもう見れなくなった」
「結婚式も大金かけて無理してやる必要なかった」
「俺はmeguのやりたいようにやってきた」
等、別れたいと思っている理由を淡々と告げられました。
お金のことは何とかなると思っているし、何とかしていく必要はある。他人同士なんだから価値観が全く一緒なわけではない、わたしも夫がこうしたいと言ったことに対して本当は嫌でも受け入れてきたこともある。どちらかが我慢したり受け入れる必要はあるし、それが結婚だと思ってる。女性として見れなくなっても家族としては大切な存在じゃないの?産後すぐで、わたしたちのすれ違いが原因で別れることは娘にとってもよくないと思う。
上記のことを伝えても、夫の意思は固いようでした。
・・・というより、一度言ってしまった言葉はもう取り消せないから、というようなプライドの高さも感じました。
夫に好きじゃないと言われ、もう終わった・・・本当に離婚してしまうかもしれない、と思いました。
この日は結論が出るわけでもなかったので、一旦話し合いは中止。義母や実母に相談し、後日話を聞いてもらうことになりました。
この時も、わたしは自分自身が原因ではない。夫が子どもが生まれてからも何も変わらなかったのがいけない、責任感がなかったのが原因だと、信じて疑いませんでした。
しかし、その後親に相談したり、色々と振り返っていくうちに、自分にも原因があったのだと、むしろそれが一番大きかったのではないかと気付いたんです。それはまた、少しずつ綴っていこうと思います。
ただ・・・・・・・
男って、ほんっとうにプライドが高い。そして言葉足らずで本心が分からない。頑固。謝れない。
・・・いや、ごめんなさい。
『男』ではなく『わたしの夫』の場合でした。(笑)