古着と中崎町とわたし
久しぶりに中崎町にふらりと行った。
大人になってからは潔癖を発揮してしまい古着は苦手だった。
でも夫の親しい古着屋さんのオーナーさんと話したりする中で
また古着に興味がで出したのだ。
中崎町には古着屋、カフェこじんまりとしたものがたくさんあって、
色々歩いてみないと出会えないお店がいっぱい。
この日あてもなく歩いていると
1件のスタイリッシュな古着屋さんに出会った。
そこで働いていたのは大学生のアルバイト。
夫が試着しているパンツについてものすごく熱く語っていた。
タックの入り方、素材感、裾の長さ…
合わせたニットについてもめちゃくちゃ語っている…
私も洋服が好きなので、
彼の熱さをとても素晴らしく感じた。
純粋な好きのエネルギーってものすごくて
それは例え物静かに語っていても
心の中心にすっと入り込んでくる。
私はそういうエネルギーを持っている人が好きだし、
そういう人から物を買いたいと思う。
マニュアル通りではなく、
心のこもった会話を楽しめる
それは古着屋さんのいいところなのかもしれない。
大学生の彼のお肌がとてもキレイだったので、
夫とどんなケアをしているのかも話ついでに聞いたところ、
「まだ10代なんで若さもあると思います。」
それはもう無敵だなぁ。
就職もアパレル関係に進みたいそう。
彼の未来は好きな服に囲まれて希望に溢れていそうだ。
夫はすっかり素敵な接客をする彼のファンになっていて、
またあのお店いこうとお気に入りのお店ができて嬉しそうだ。
久しぶりの中崎町。心が温まる町だった。