「残りの人生消化試合」自分の気持ちに疑問を感じた私が最初の一歩の選んだ”SHE likes"
「残りの人生消化試合だな〜、それにしてもやたらと長すぎるな…」
2019年12月以降の私はこれが口癖でした。
何故なら婚約破棄をしたから。
理由は一言で言うと彼の仕事の問題です。
公務員だと思っていたら知らん間にフリーターになっていました。
しかも半年以上も前に。
「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが私にとってはあまりに衝撃的な出来事だったし
”婚約破棄をしたのにそのままパートナーとしての関係性は続ける、しかも遠距離で”
という少し特殊な選択をとった私はそれがかえって自分を苦しめることにもなり、本当に毎日をダウナーに過ごしていました。
その後最愛の犬が亡くなり、コロナでパートナーとも会えず、趣味のオタ活(舞浜へ行ったり舞台を観たり)もままならず、それなのに感染リスクがある中で毎日仕事をしている…そんな状況も私のダウナーさに拍車をかけていたのだと思います。
この頃は本当に毎日が憂鬱で、苦しく、最愛の犬が亡くなった10日後にリリースされたスマホゲームにどハマりし久方ぶりに2次元に推しができた私は水を得た魚のように推しに課金しまくっていました。少しでもこの憂鬱を緩和させたくて。
季節は過ぎ2020年11月。
肌寒さを感じるようになると何故人間は懐古をしがちなのでしょうか…
強く思い出すのはやはり1年前のあまりに衝撃的だった婚約破棄の出来事。
この一年間というのは正直暇な時間が多く、ずっと自分と彼の関係性や持てないであろう子どものこと、今後の仕事のこと、何より今まで何となく考えていた未来予想図が一切合切白紙になってしまったことに憤りを感じ、思い出しては彼に当たる…そんなことを繰り返していた自分がふと頭を過りました。
そこでさらに頭を過った
「そんな人生で満足なわけ?てかマジで残りの半世紀以上、消化試合し続けるわけ?」
という自分自身への問いかけ。
…どう考えたって、何回頭を捻ったって、満足な訳はないし消化試合なんて虚しくて仕方ありません。
「いやそんなん嫌に決まってるわ…!」
そして、今まで自分自身を支配していた
「もうこうなってしまったからには仕方がない。そもそも私が悪いわけじゃあないし。こうなったら残りの人生消化試合だな〜、それにしてもやたらと長すぎるな…」
この感情にも疑問を抱きました。
あとはもう、簡単でした。
「もっと自分の人生を生きたい、ちゃんと楽しみながら、納得しながら」
奇しくも仕事をしていく中で自分の業務がAIやデジタルに取って代わる、そんな感覚を肌で感じていた私は
「もっと自分のスキルを磨きキャリアを考えたい、そして毎日を自分のために熱狂して生きていきたい」
そうして最初の一歩として私はキャリアスクールであるSHE likesの門を叩いたのでした。