5年間の土日祝日
2015年2月2日に私はアルバイト先に入社しました。
そこから5年1か月と6日、ほとんどの土日祝日やプロモーション初日、前日の棚替え、GWやお盆休みにお正月を、大好きなお店でアルバイトしながら過ごしてきました。
自分一人では経験できなかった事ができました、素敵なお客様にも恵まれました。そりゃ苦しこともあったけれど、それも含めていい経験だと言えます、きれいごとみたいだけどね。
入社して~3年目
はじめの2か月間はほぼトレーニングでしたね。バイトしている感覚無、社会人の研修期間はこんな感じかというくらい、これ会社の役に立ってないじゃない...という危機感しかなかった(笑)
これをアルバイトにする環境にあるのはとてもすごい事だなと今でも思う。でもこれくらいしないと、お店でお客様と実際に接して評価を、ブランドを作っていくのはアルバイトの人たちだから、正しい投資だよなと感じています。実際ドリンクを作る!だけだと思っていたから、座学がしっかりあったことは感動したし、スキルだけでなく哲学的なこと?理念に共感と言えばいいのかな...そんなことをする時間があったのも、ああ一員になるのか、ブランドのイメージ崩さないように頑張ろうと思えて、有意義なモジュールだったな。
教材の進化っぷりもすごくて、ipad出てきたときは驚いたけど、ほんと当たり前の設備になったなと思います。5年目にSSVなった時は本当にお世話になったし。
夏休みあたりにたくさんシフトに入ることができるようになって、やっと楽しくなったなと。理解力とかは無いほうではなかったと思っているけれど、結局は経験を積まないとなにも始まらないから、シフトに入れてもらう事の重要性を感じた。2か月早く入った同い年の先輩がいて、3か月後に入ってきた1個下の後輩がいて、追いかける対象も追いかけてくる緊張感ももてて良かったなと...
1年経った頃にハンドレベルが上がって、上げ方については昔の評価方法は謎が多かったけど、まあ評価手法作るのって難しいよねってことで、今ではあまり気にならないです。ここからはみられる意識もついて、先輩方のようにお手本になろうと、投資してもらった分還元しようという意識も持ち始めました。3年目は学校がしんどすぎて、何かバイトでスキルアップというかは、精神的にいやしてもらっていた思い出が強い、、、。同い年組でのピーク時は最高に楽しかったな。
入社して4年目
ここでとうとうバリスタトレーナーになりました。どうやって教えるのかっていうことを教わるモジュールを受けれたのは本当に大きかったな。これもこんなモジュールあるのか!と感動した。
学習者のレベルはもちろん、タイプを見極める事とか、そんなこと教えてもらわないと絶対苦労しただろうし...これは社会人になっても忘れてはいけないことだなと。事前の準備とか大変だったけれど、教えるってそういう事だし、その分の給料だよなって。手間がかからなくなったからよいではなく、役割が増えた・できることが増えた、だから給料も上がったっという事を実感できました。
何よりも感動したのは、教えた子が成長する姿をみること。こんなにできるようになって😢っというシーンがその後たくさん発生する。(笑)
大好きなブランドの一員になれた時の嬉しさとはまた別のものがありました。ブランドの循環を担っているとまで言ったら大げさだけど、関われていることが、なかだるみしかけていた私にはよい刺激でした。
最後の1年間
この1年間は、よくも悪くも緊張感をもって仕事することができました。時間帯責任者なんてフリーターにでもならいと、アルバイトの人はやらないと思っていましたので、店長に打診された時は、驚きすぎて時が止まりました。マンネリ仕掛けていたところもあるので、どうにでもなれ精神でなることに。MGR陣からすごいウェルカムを受けました(笑)
ほんとに自分でも迷惑かけない方だと思っていたけど、ピヨピヨたちのしりぬぐいから、何から何まで感...これをこなしつつ業務もするのかって最初はひいちゃった。
今まで歯車とかモーターとか機械の一員って感じだったのが、整備士になったかのような気持ちで働くようになりました。めちゃくちゃ妄想というなのシミュレーションするようになったし。管理職は大変だろうなという妄想までするようになりました。
おわり
これらの経験が、社会人になって役に立つのかはよく分からないけれど、いろいろな人と働くことの楽しさや、難しさ、面白さや、自分の受け入れられるキャパとか知れて本当に良かった。
余裕のなさを沢山みせてしまってダサかったかもしれないけれど、人間味のある、パーフェクトではないMGRもいるのよっていう証明になったと思うし、学生のみんなも是非トライしてほしい。自分と向き合うきっかけになるから。
次も頑張ろう。