朝日のように眩しくて、ほら、また
これは、私がINIの曲に救われたお話です。
なんかすごいペースでnoteを書いているけど、まあ、ハマっているってことにしておこうかな。
私は、小さい頃から音楽に触れる機会が多かったと思います。
保育園の頃からピアノを習っていて、中高の部活は吹奏楽部に所属し、大学時代も授業でピアノや歌に触れていました。小学生の頃は嵐やAKB48が好きで、クリスマスプレゼントでCDを頼んだこともあります。中学生の頃はもっぱら西野カナmiwa最強時代で、歌詞をルーズリーフに書き写したりしていました。
なんだかかな〜り身バレ、年齢バレをしそうな内容ですが、、
こんな感じで常に音楽と一緒に生きてきた、と言っても過言ではないのかなと思います。
ジャニーズや坂道などいろいろなアイドルを通ってきた私が、PRODUCE 101 JAPAN Season2を通してINIを応援するようになりました。
確か、INIがデビューした頃、わたしは社会人としてちょっとずつ慣れてきて、楽しいこともあり学びもあり、でも大変、くらいの時だったような気がします。
仕事を辞めたいと思ったこともあったけど、INIのライブに行く!カムバで新しい曲が聴ける!とか、そういうことを楽しみに生きていました。
でも、INI 5th single 「TAG ME」発売の頃、私は人生でいちばんどん底にいたと思います。
初めて環境が変わり、合わない考えの人と毎日同じ部屋で過ごし、上司に相談してもSOSを出しても、「がんばってね」と言われるだけで、これ以上何を頑張れと⁉️と心の中で何度も叫びながら、とりあえず何事もなく1日を終えられるようにと願って出勤する日々・・・
あの時のことは正直あんまり覚えていなくて、どうやって生活していたか記憶は曖昧だけど、ご飯が食べられず寝られず、どんどん笑えなくなったのは覚えています。
でもそのとき、INIの曲に救われました。
「10 THINGS」 「YOU IN」のふたつに。
ふたつとも、INIの楽曲の中では爽やかな、ラブソング。
書き手の3人の想いとは、受け取り方はちょっと違うかもしれないけど、それでもいいよってきっとINIのみんなは受け止めてくれるかな。
曲だけでも大好きだったけど、その後のREADY TO POP! の公演での思い出と共に救われた、と言ったほうがいいのかもしれません。
ここからは思い出と、歌詞と、振り返りながら私の備忘録となるので、長くなりますが。
YOU IN
まずYOUINから。この切ないけど、好きが溢れる、もう好きになる前には戻れないっていう曲調と歌詞が大好き。
私は単純なので君=私に置き換えて聞きます。
私はINIに助けられていて、夢中で、INIのおかげで頑張ろうと思えるけど、それをINIが歌ってくれるって、これほど幸せなことはないよ。
先程も書いた通り、どん底だったから、暗い闇の中というのを重ねてしまったのだと思います。
明日が輝けるほど、から最後は涙が溢れ出すほど、になるの。泣いちゃうくらい好き、その表現がとても好きです。
その当時、何を頑張れば、どう頑張れば、じゃあ頑張ったら報われるの?何も変わんない、ただしんどいだけ、と毎日思っていたから。わからないけど光を探して、もがいて、っていう状況を重ねて。これは恋の歌だけど、同じようなことをINIが歌っている、それだけで救われた気がして。
歌詞カード、見る人と見ない人、それぞれいると思うんですけど、私は歌詞を見るタイプで。
YOUINの良いところは、句読点がついているところ。
朝日のように眩しくてほらまた
じゃなくて
朝日のように眩しくて、ほら、また
なんです。
何が良いのかは、説明できないけど、話している感じ?その気持ちが表されているようで好きです。
RTP、アリーナと京セラどちらも入らせてもらったんですけど、YOUIN流れた瞬間涙ツー・・ってなった私流石に限界だったな。
そしてこのYOUINの振り付け、私の推しである木村柾哉さんがしているんですよね。
まだ映像化されていないので、記憶の中の振り付けのお話をちょっとだけ。
歌っている人を真ん中に、その他のメンバーはしゃがんで、みたいな振り付けが多かった気がするんです。その真ん中にいるメンバーが、あったかくて優しい顔で歌うから、光のように見えた。暗闇の中から助け出してくれるような気がしました。
あと、私が入った公演で少し振り付けのことに触れていて。最後「だけど僕は君を探した」の京介パート、みんなが手で京介を囲むところはトンネルを表現していて、探すけど見つからない…みたいな振りにした、と柾哉が教えてくれました。
切ない歌かもしれないけど、わたしにとってINIは光で、眩しくて、でもそこにいて、助けてくれる存在だなとこの歌を聴いて、見て、感じました。
京介、この歌を作ってくれて、ありがとう。
10 THINGS
次、10THINGS。
初めて聴いた時から、イントロの多幸感と明るさで、好き!となったのを覚えています。さっきの引用の、理人が少年少女を意識して作ったというのも、たじがときめきを感じながら書いたというのも、確かにわかる…となりました。
直訳すると、「あなたの好きなところを10個、あなたに知ってほしい」みたいな感じかな?ちょっと英語力はないので、翻訳に頼っていますが。
また私は単純なので、you=私と考えますね。
その時の私は、自分にな〜んにも自信がなくて。私がダメなんだ、と自己否定ばかりしていたので、まずこんなに肯定してくれるこの曲に助けられたんだろうな、と思います。
ここ。僕を君の世界に導いてくれたのではなく、君を僕の世界に導いた、なのが好きです。
奇跡の出会いが、私を、INIの世界に導いてくれた。
そう考えるとまた、うれしくて。
1番大好きな歌詞です。
推しとか、好きな人がいる人に響くと思います。
明日なんて来なくていいのに、寝たら明日が来てしまう、明日が来るのが怖くて、寝れなくて。
みたいな日々を送っていたけど、
INIフォルダが明日だからそれを楽しみに頑張ろう、とか、明日はメール(プラメ)くるかなあ、とか。私の生きる意味、楽しみはINIが作ってくれていました。
君に出逢えて、明日が好きになった。
こんな素敵な言葉をアイドル側が届けてくれることあっていいのか、、?と今でも思っています。
これ、先ほどの「奇跡の出会いが・・」の歌詞の後、1番最後に出てくる歌詞です。
こんなに綺麗に両想いを願う言葉があったんだなあ、と感心しました。
どうしてもファンはわがままで、こうしてほしい!こういてほしい!と願ってしまう。好きだよって伝えるけど向こうは…?届かない一方通行だなと感じることも、ある。
でもこうやって歌を届けてくれて、
どん底にいて苦しい私が、
INIと出会えてよかった!いつもありがとう!
そう想う気持ちと、
もしかしたら同じことを想ってくれるメンバーがいるかもしれない。
勘違いでも、解釈違いでも、なんでもいいけど
その時の私はそう思えただけで、とっても心が軽くなりました。
またライブ、振り付けの話を少し。
アリーナツアーでは、アンコール後の一曲目が10THINGSでした。
パッと明るく照らされたメインステージに、ライブTシャツを着た11人。これもイントロで泣いてたな……涙を流しながら、でも見なきゃ!と必死にステージにいるメンバーを目に焼き付けようと頑張っていたのを覚えています。
INI、この曲をとっても嬉しそうに、楽しそうに、そして愛おしそうに踊るんですよね。
君も同じ気持ちであって欲しい の振り付けがかわいくて、忘れたくなくて、まだダンプラが公開されていない時は振付師さんの動画をずっと見ていました。
MINIの日(ファンネームが決まった日)をずっと大切にしてくれるINI。その記念日にお揃いの服を着てMINIのためにこの曲を踊ってくれて。
私がこの歌を大好きなように、INIも好きでいてくれるのかな・・そうだったらいいな、あ、これが君も同じ気持ちであって欲しい、ということだな・・と1人でぐるぐる考えたりしました。
見るだけで幸せになれるこの動画、大好きです。
たじ、理人、この歌を作ってくれて、ありがとう。
以上、わたしが2曲に救われたお話でした。
わたしはこの2曲を永遠に流せるプレイリストを作り、出勤と退勤の車の中で毎日聴いていました。
でもやっぱり心は限界で、仕事を休み、結果、退職をしました。
大好きで、子どもの頃から目指していた職業で、辞めることは本当に悲しくて、寂しくて、悔しくて。
でも、休職中、京セラでのライブで理人が、
「終わってしまうことは、寂しいけど、寂しくていい」
と肯定してくれて、
京介が、
「うざいこととか、何のために生きてるのかわかんねえって思うこともあると思うけど」
って共感してくれて、
なんかもう、それでいいよって言われた気がして。
自分の心が、体が、健康でいられる決断をしました。本当に、INIに救われた。この決断を後悔する日もまだまだあるけど、あの曲があって、INIがいてくれたから、いま楽しく生きていけています。
わたしはこの2曲の作詞に携わった3人が特別推し!ではないので特典会に参加することはないだろうから、いつか、この曲を作ってくれてありがとうとミーグリで言えたらいいな(高い壁)
それか奇跡が起こって、これを見てくれないかな(もっともっと高い壁)
あ、お手紙出せば解決かな。それくらいありがとうを伝えたいです。
なんか、しんみりだし、ほぼ自分語りのこんなに長いnote、読んでくれた人がいたら本当にありがとうございます。
音楽の力、推しの力って本当にすごい。
これからもたくさん助けられるだろうな。
だからそんなINIに、私もできるだけ力になれるように、応援していきたいと思います。
ありがとうINI!だいすきだよINI!!!