すきなもの

歌う事が好きだ
素敵な言葉と出会った瞬間が好きだ
冬の匂いが好きだ
飼い犬のいびきが好きだ
美味しいご飯をお腹いっぱい食べることが好きだ

小説家になりたい

と父親に話してみた
すると " いいじゃないかやってみな "
と笑顔で言ってくれた
本が好きなのは父親の影響だ
昔から父親は休みの日には図書館に行って
本を借りて読んでいた

何が面白いんだろうと小学生の私には
理解が出来なかったが、
物心がついて知った

素敵な言葉に出会えるあの瞬間が好きだ

映画やアニメも好きだが、顔が見えてしまうので

本は自分が思う人物像、顔も人柄も何もかも
想い描きながら読むことが出来る
感情移入してしまうので読み終わったあとは
少し浸ってしまう。皆も同じだろうか。

素敵な言葉は人を幸せにすると信じている
クサイと思われる言葉も好きだ
ポエマーとバカにするやつもいるが、
わたしはすきだ。

私の父親がいつか私が書いたと知らずに
手に取って面白いと思って貰えるような
小説なのかエッセイなのかポエマー集なのか
何かを書きたいと思った風の強い日の夜だった。