高卒|入社して2ヶ月でボロボロになった話
お疲れ様です。
いよいよ今日から新社会人。と意気込んで入社してからわずか2ヶ月で私は社会の洗礼を受けることになった話をします。
入社後すぐの衝撃
4月1日から入社し、まずは教育係の先輩が一人ついてくれました。
基礎的なシステムの入力の仕方や業務の流れについて教わりながら毎日を過ごしていました。
1ヶ月が経ったころ、教育係の先輩に「実は来月末で退職するんだ」と伝えられました。
めちゃくちゃ衝撃でした。
誰にでも事情はあるので退職すること自体については悪いとは思いませんが、その先輩のお客さんの6割は私がそのまま引き継ぐことになること。と、みんなでフォローするけど、その後の教育係はつかないこと。の2点が衝撃でした。
入社して1ヶ月のペーペーの私が拒否できるわけでもなく、当時は不安がありつつも受け入れることしかできなかったのですが、今考えると普通にありえないな・・・と思います。
まだ知らないことがたくさん、たいしたマニュアルがあるわけでもなく、経験もないのでお客さんの対応もきちんとできない状態でひとりでまわせる業務内容ではありませんでした。
2ヶ月で先輩が退職したその後
一言でいうとやばかったです。
1案件の処理をするのに時間がかかるのに、処理している間に電話での問い合わせや依頼、メールでも新規書類がバンバンくる。
処理をまわしてもその先から間違いの指摘がくる。
優先順位が分からなくていっぱいいっぱいで、業務時間内に終わらなくて毎日20時〜22時まで残業をする。
余裕がないのでミスも多く、お客さんや部署に迷惑をかけてしまうことも多くて申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
辛かったのですが、社会人1年目の、入社したての当時の私は、これが当たり前なんだと、仕事を早く覚えないと、ミスしないように、迷惑をかけないように頑張らないとということしか考えていませんでした。
残業をして夜遅くに帰るとき、駅から自宅までの帰り道に自転車をこぎながら「なんでこんなにしないといけないんだろう」と気がついたら泣いていることもありました。
投げ出してしまいたい、消えてしまいたいと何度も思いました。
今思えば病んでたなと思うのですが、当時は全て自分ができないせいなんだと思いこんでしまっていて、自分のメンタルがボロボロになっていることに気づけなかった。
学んだこと
ここからどうやって、メンタル回復をして、5年間もこの会社に勤めることが出来たのか、ということについては次回以降の記事にてお伝えします。
当時の私を振り返って言えることは、
『入社したての社員にひとりで仕事をさせてはいけない』、これです。
”みんなでフォローするから大丈夫”と言われていましたが、ミスをして自分から相談した時しかフォローしてくれませんでした。
普段から業務をみてくれる人がいなかったので、ミスをしてフォローをしてくれても、その後に、どこを間違えたのか、どの部分のやり方を変えるべきなのかをアドバイスしてくれる人がおらず、自分で分析して自分で改善していくしかありませんでした(自己改善力は身に付いたけど同時の私にとっては辛かったです)
また、残業についても、先輩たちが帰るときに「大丈夫か?もう帰れるか?」とたまに聞いてくれていたのですが、「大丈夫です」としか言えませんでした。
これは私の問題でもあると思うのですが、今日は後なにをすれば帰れるのかが分かっていなかったので、抽象的に「大丈夫か」と聞かれると「大丈夫です」としか答えられなかったです。
タスク管理という言葉すら知らなかった当時の私には、せめて半年は業務のやり方をみてくれる教育係の先輩の存在は必要だったなと思います。
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