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2021年出逢えた役たち。

2021年ありがとうございました。
最近noteをおさぼりしてしまってすみません。
描きたいことは沢山あって、下書きも沢山なんですが、2022年はきっちり書けたらなと思います笑

その辺、もうわかるかと思いますが三日坊主なので続いたらすごいと思ってくださいまし😄

さて、本題に戻りますか、

『2021年出逢えた役たち』

とある大好きな先輩からこう言われました。

役って自分に生きて欲しいと思うから、その役になるんだよ

だから、役として舞台を役として一生を生き抜くこと。

こう教えていただいた時から、私は毎回舞台やオーディションで役を演じる時にこの言葉を胸に止めて演じてます。

2021年最初に生き抜いた役。
2021年2月26日〜28日
ミュージカル『トムソーヤの大冒険』
エイミー=ローレンス役


劇団ひまわりを卒業してから、初の大きい舞台。
やっぱり舞台がミュージカルが大好きだ!
と思わせてくれる作品でした。

エイミーとは、沢山向き合いました。
どうしたらみんなから、好かれる愛嬌たっぷりで妄想の世界に酔いしれるエイミーとしていけれるか最後の最後まで、悩みました。

声も小さいし、歴も浅い。
だけどそんな私を置いていかないトムソーヤ冒険団の4人。冒険団のみんながいたから、エイミーとして生き抜くことができたと思ってます。
私にとってとってもとっても大好きなお役です。

演出の方から本番前に、この物語はエイミーがみんなに伝え抜く物語。しっかり生き抜いてと仰っていただきました。

それを胸に世界を生き抜きました。
エイミー。私に出逢ってくれてありがとう。

写真は、トムソーヤ冒険団の仲間と。



2021年4月3日〜4日
春ヤスミン2021『幕末』
女中役/看護師役/舞妓役/ダンサー

初の劇団そとばこまちさん。
役者仲間であり親友でもあるあいかからの紹介で飛び込みました。色々なことを学びました。

舞台役者とはどうあるべきか、自分をどう見つめるべきか。

女中役では、しっとりとした演技を初めてするので悩むことも多かったですが、総司さんを思う女中として生き抜けたのではと思います。

本役は女中だったのですが、沢山の役として生きさせて頂きました。

看護師役。当初は私じゃなかったのですが演じさせて頂くことに。母性溢れていたら、女中を演じていた子とは違うとお客様に思われていたらなと思ってました。

舞妓役。優しいお姉さんの様に見えてめちゃくちゃ厳しい舞妓姉さんとして生き抜きました。『あの子私に挨拶しやれへんわ』が皆様から好評だったのはすごく嬉しかったです😊

ダンサー。ソロをいただくことが出来たり、素敵な衣装をまとい総司さんの化身として踊る事が出来たのはすごく嬉しかったです!実はソロのダンスはフリーだったんです。躍動感のある振りはとても大好きです💕


そとばこまちさんではたくさんのお役として生き抜く中で、てんやわんやすることもありましたが一人一人を大切に生き抜きました。ありがとう。



2021年5月21日〜23日
舞台『真夏の夜の夢』
アンサンブル精霊役

残念ながら、公演中止となってしまった作品。
色々なことを学ばさせて頂き、そして私の新たな一面を開花させてくださった作品。

アンサンブル精霊役として皆様を支えていく中で、衣装制作等の力を咲かせました。

この写真の羽根のような部分と耳飾りは私が作製させて頂きました。皆様にお披露目することは出来ませんでしたが、衣装を担当する中で役者としての着こなし方や衣装の見せ方などを学ぶことが出来ました。

精霊として舞台を生き抜く中で私の精霊は、火を司る元気いっぱいで末っ子な精霊さんでした。

沢山のことを学び、そして舞台はいつも当たり前に公演できることではないことを教えてくれました。
ありがとう。



2021年7月31日〜8月1日
夏ヤスミン2021『忍・佐助』
淀殿役/女中頭役/八雲母役/志士役/ダンサー


淀殿を本役として、別チームでは写真がないですが女中頭、八雲母、志士、ダンサーとして生きさせて頂きました。

歴史上生きた人物を生き抜く責任感。そして経験をした事の無い母として生きる。非常に悩みに悩みました。母性や大坂城、子を守る女性として生き抜くことは、本当に重みを感じました。

秀吉様といる時は、天真爛漫で無邪気に。
秀頼といる時は、母として子を思い強く。

を意識して生き抜きました。
秀頼役のおゆきさんとは何度も何度も話し合い、大阪城に行き考えました。

「はなもまた 君のためにとさきいでて 世にならひなき 春にあふらし」

桜もあなたのためにと咲き始めて、この世に2つとないすばらしい春に会うことができるでしょう。

この淀殿の和歌を胸に生き抜きました。茶々様ありがとうございました。

そして、

女中頭、めちゃくちゃコメディ要素の強い女中頭。『あんたー!またそんなもん食べて!!!!』と声を張ったのが懐かしいです笑

八雲母、淀様とは違い優しさたっぷりな母親として生き抜くことが出来たと思います。

志士、初の殺陣!!!!やりたかったんです!
2022年は殺陣を、本格的にします!

ダンサー、今回は佐助の化身、赤い炎として。
力強くダイナミックに踊らせていただきました。

そとばこまちさんでは、本当に沢山の挑戦をさせて頂きました✨本当に毎回の稽古で学ぶことが多くて、毎公演何か一つでも習得できているのではと感じてます!



2021年12月10日
SayoMina2ndLIVE『また逢える日を楽しみに』
しおり役

私がSayoMinaとして活動する中で、2曲目に作詞した純白のリコリスを原作にした短編舞台。
脚本演出辻中梓さんの『また逢える日を楽しみに』

辻中梓さんことあずさんはトムソーヤで冒険団の一員としてお世話になった大好きで大尊敬な先輩の1人。

脚本演出初にもかかわらず、とっても素敵な作品の世界を生き抜くチャンスを与えてくださいました。

挑戦したい長ゼリフ、そして心からの芝居を教えて頂きました。

しおりとして生き抜く中で、役者とはどうあるべきか。
演じる、役を生き抜くとはどうあるべきか。
沢山学びました、その一つ一つがとても大切で、中途半端に私の伸びてる花をポキッとおられ、初心に帰って芝居に真剣に向き合わせてくれました。


感情が前に出てきたら話したらいいのよ。間を怖がらないで。

と色のない長ゼリフを話している時に教えていただいた言葉。感情が前に出ないということは、役として生きれてなかった。

1度きりしかない本番では、カラフルで感情溢れる長ゼリフになっていたらいいなと思います。

しおりと向き合った約1ヶ月間。
とても濃かったです。役者として根本から向き合った。
2021年最後の役がしおりで良かった。
本当にありがとう。


2021年も沢山の大切な役たちに出逢えて良かった。
2022年も沢山の役たちに出逢えますように。


美波

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