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劇塾SWS2022「雪割りて草燃ゆる」
昨日、舞台が幕を閉じました。
劇塾SWS2022アトリエ公演「雪割りて草燃ゆる」
私は今回、夏木ほのかと渚として生き抜きました。
ほのかちゃんは、現実世界の反抗期のない中学1年生の女の子で、お母さんが大好きで、本が大好きで、親友が大好きな女の子です。
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ほのかちゃんは、真っ直ぐに私の所に来てくれたのですが、やっかいというか、難航したのは渚でした。
渚は、主人公雫が描く小説の中の反抗期真っ只中の中学1年生です。
反抗期を経験してきたけれど、反抗期とは?そういうことに悩まされました。
渚は、雫が想像する姪(本当は娘)ひよりの人生になぞられできた作品でした。
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だから難しかった。ひよりとリンクしている部分と、小説のキャラクターとしての部分、そして雫の心情まで捕えないといけなかった。
SWSの演出家清水さんには、心を大切にお芝居をするということを沢山教えていただき、毎回のお稽古に課題を与えてくださいました。
一つ一つこなしていく中で、そして今作品を理解していく中で、だんだんとほのかちゃんと渚との距離が縮んでいきました。
SWSでは、お芝居の基礎や感情を大切にしたお芝居を勉強させていただいてます。その集大成が今回の公演。
どうしてもパターンで頭で考えてお芝居をしてしまう私にとって、感情からのお芝居は難しいものでした。
頭によぎる考えを最初は全く手放せなかったんです。手放す怖さがありました。
けど、清水さんから一緒にお芝居をさせていただく雫役のりささん、ほのかの母親・かや(青葉の姉しかし渚の本当の母親)役ののりねえさん、青葉(渚の母親)役のみとこさんに真っ直ぐぶつけなさい、もう1歩さらなる1歩を進むためにも。と言われて手放し始めました。
最初はできないことが多くて、悔しい思いも沢山しました。どうすれば、どうしたらいいんだと1人で悩んでいたんですが、のりねえさんやりささん、ゆいさん、そしてあずさんに1人でできるシーンじゃないから、大丈夫。一緒に考えようと支えていただきなんとか公演を迎えることが出来ました。
そして悩みに悩み抜いた、渚の長ゼリフ。
こんな長ゼリフ今まで話したことないって言うくらい、長くて大丈夫かと不安でした。
渚の長ゼリフは雫が陽なら陰の部分でした。
つまり雫の影ですね。
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これが難しかった。雫の心を読み解いて、そして雫を刺さなければならない。
まず、さすって!?刺すってなんですか!?
って純粋になりました。笑
でも、読み解いた気持を待っすぐにセリフに乗せたらいいんだよと清水さんに言っていただき、少しずつ少しずつ長ゼリフが出来ていき、楽しくなりました。
千秋楽を迎え、当初よりも成長が見えたよと言っていただけて本当に嬉しかった。
今では長ゼリフどんとこいです!笑
さてさて、大好きなみんなへコソッとメッセージです。
🤍りささん(雪平雫役)
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りささんは、本当に優しくてそして私とのふざけ具合のベクトルが世界一ピッタリだと思ってます笑(先輩なのにすみません!)
真っ直ぐにお芝居に向かう姿は素敵で、雫とほのかのシーンは毎回毎回楽しかったです!
私が悩んでいたら、声をかけて聞いてくれて、そして励ましてくれて。大好きなお姉さんの1人です。
プチ合宿があったんですが、シングルのベッドでりささんと寝たのは幸せでした💞
❤️あずさん(山野辺小春役)
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大好きな大好きな先輩!ねえさん!!
ねえさんに、私はSWSを紹介していただきました。去年の今頃は想像もしなかった、素敵な場所をお教えて貰って嬉しかった。そして何より私の後輩ですと紹介してくれて嬉しかった。未熟なことばかりだったけどでも、手を離さず引っ張ってくださって本当に大好きなねえさんです。小春の最後の雫に言う無声の芝居。
最後の最後で理解し感動しました😭
💙ゆいさん(都倉香澄役)
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はい!香澄のストーカーのほのかです!嘘です笑
劇中では、香澄さんを見かけて追いかけるシーンしかなかったんですが、ゆいさんの優しさが大好きです!
ゆいさんには、長ゼリフのアドバイスをいただいたり、私がお休みだった時に渚の代役をさていただいたりお世話になりました。
いつでも優しくて、そして面白いゆいさんなのに、お芝居になると本当に素敵で、舞台裏でしか見れない役に入る姿がかっこよかったです。
今度は絡むシーンがあるといいなぁと思ってます。
💚のりねえさん(夏木沙也加・かや役)
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のりねえさんはいつも優しくて、私のお芝居に真っ直ぐ返してくれるんです。のりねえさんがお母さんでそしてかやで嬉しかった。いつも可愛い可愛い娘って言うてくださるのが幸せで、舞台裏でもふざけてたらこら!娘!と笑って怒ってくださるのが幸せでした。笑
お芝居していく中でもっともっと一緒にお芝居したい欲が強くなりました。
私達のセリフのスタートはただいまとおかえりからなので、いつもおかえりと声をかけてもらって、何をしててもすぐに台詞合わせが始まるの幸せでした。
今度は、ぶつかり合う親子もしてみたいです。
🧡みとこさん(早乙女明日香・青葉役)
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みとこさんとは、とにかく優しくてみなみちゃん、みなみちゃんっていつでも言ってくれました。
青葉と渚の小説のシーンは楽しかったです。最初の頃はすごく悩んだけど、その分最後は楽しかった。
にくたらしい反抗期の娘を演じれたのもみとこママがいたからだと思います。
奇想天外ででも真っ直ぐで、相手役だったからこそわかる些細な違いに気づいてくれた時は嬉しかったです。
1番初めにやった、公演とは関係ないエチュードは初めて分かり合えたのであの時の動画はたまに見返すくらいです笑
💛あきこさん(早乙女明日香声役)
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あきこさんには本当にお世話になりました。
WSでも、沢山お世話にはなっていたんですが、稽古でもたくさんたくさん、アドバイスをいただきました。
声の出し方や、表現の仕方、頭で考えないお芝居について。そのひとつひとつが大切で難しかったです。
でも、最後に成長が見えて感動したよと言って貰えたことが1番嬉しくて、1番幸せでした。
もっともっと成長したい、そして成長した姿をお見せしたいです。
次は必ずあきこさんとお芝居がしたいと思います。
💜さよ(山野辺ひより役)
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さよとは今回かなりガッツリ絡みました!
中学1年生の親友役を23歳の親友そして相方の私たちが演じる。ひよりとほのかのシーンは、さよがひよりじゃないとできなかったと思う。さよありがとう。
そして、いつも小言を言ってごめんよ。たけど、もっともっとこれから2人で色んな景色を見ていきたいね。
頑張ろうね。
最後のひよりとほのかのシーン楽しかったよ!
と、こんな感じです。
本当にこの時期にお芝居に向き合うことが出来て良かった。生きててよかった。そう思います。
「人はひとりでは生きては行けない」
今作品はそれがテーマでした。
1人では生きていけない。まさにそうです。そうなんです!だからこそ、本当に良かった。
これからも精進し続けます。
そして、もっともっと成長したい。
これをバネにしてもっともっと頑張ります。
最後になりましたが、ご来場いただきましたお客様。
そして舞台を影で支えてくださったスタッフの皆様。
演出家の清水さん、りささん、あずさん、のりねえさん、ゆいさん、みとこさん、あきこさん、さよ。
本当にありがとうございました!
夏木ほのか・渚役
大塚美波
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