人間の発達は8段階!?
カズです。
保育士は、「発達を知る」というところからその実践が始まり、そして「発達に合わせた保育を提供する」ということが求められる専門職です。
発達の理論というものはたくさんあって、どれを中心に考えるかによって実践は人それぞれ変わってきます。
ぼくが子どもの発達を見る上で、もっとも根元的な支柱としている発達の理論は、エリクソンの『ライフサイクルモデル理論』です。
エリクソンのライフサイクル・モデルによると、人間の一生は「乳児期」「幼児期」「遊戯期」「学童期」「思春期」「成人期」「壮年期」「老年期」という8つの段階に分けられ、それぞれの時期にはなんとしても獲得しなくてはならない課題があるそうです。
課題をクリアすることで次の段階に進むことができ、人生の最後、『老年期』の課題をクリアすることで幸福に人生を全うすることができるというのです。
その課題のことを「危機的課題」とよび、クリアしなければ後々に、発達の上で危機的な状況に陥る、とエリクソンは言っています。
保育園で関わるのは、「乳児期」~「遊戯期」のはじめまでの子どもたちです。
しかし、関わる期間の発達だけではなく、人間の一生の発達を知ることで見通しを持って保育を進めていくことが出来ます。
とても優れた理論なので、次回から発達段階の特徴と課題を一つひとつ書いていきたいと思います。
良かったらお付き合いください。
ではまたー!
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