【最高レート1500?闇鍋対面構築】

S23は残念ながらレート1600を超えることはありませんでした…
それどころかメインロムは、一時期1300まで落ちました。
最終日、1500超まで一度は戻せたし、サブロムとあわせてきっちり150戦近く戦えたので良かったです。

すべての構築記事が貴重だってFFさんがおっしゃってくださったので、最終日までの3日間は低レート帯で勝率7割を超えた構築について、可能な限り読みやすくを心がけながら書いてみます。

前期はレート1650、今期こそはレート1700を超えることを目標に、構築記事をゆっくりのんびりと読み、新たな引出しを得るがために様々な構築に挑戦しました。
…ちょっと動き出しが遅かったかもしれない。。。笑
 
FFの皆様からもたくさんアドバイスや補足をいただき、「アシレーヌが重いからガブリアスを採用した」、「光の粉ヒスイマルマイン」、「ママングライ偽装クエッサンニューラ」、「ブイズ統一」、「蛍火バトン」、「剣舞バトン」、「壁舞バトン」…たくさんの知見を得られたことが何よりも今期の収穫です。(素人のくせにバトン構築試しすぎてレート200溶かして取り返しのつかないことになったのはここだけの秘密)
 

 
…そして、改めて自分を見つめ直しました。
どういう構築なら勝率が6割を超えるのか。誰となら戦えるのか。

【構築経緯】

10月20日、いよいよ心を決めないといけないと思い、蛍火バトンを軸にした構築を考え始めました。

蛍火バトンを色々試してきた中で、一番強く感じたのは、暁ガチグマでした。高耐久のためバトンの受け手としての適性が高く、大地以外は必ず当てる(ゴテラ風船ガラルマタドガスとかやめて)こと、半減でも受け切れない高火力など、魅力しかありませんでした。
バトンエースはバルビートの犠牲の上に成り立ってるので2枠分の仕事を求められること、遂行速度も重要と考えました。
それを前提にダメ計を回した結果たどり着いたのが珠ガチグマでした。
タイプ相性をご存知なくても、H252カイリューのマルスケもすべてを貫通できるブラム、身代わりを貫通できるハイボ、リーチの長い真空波、ブラムが使えない時の大地、破格の耐久力、けたぐりを拒否する霊テラス。バルビートの相方はガチグマしかいませんでした。

前期の上位でバルビートの相方になっていたのは、ブリジュラスでした。
いたずら心での光の壁、アンコール、雨乞い、そして下から蜻蛉して、ブリジュラスを無傷で着地させるという強い動きが構築の軸でした。
今回は蛍火バトンからの最期の仕事として、雨乞いを採用、ブリジュラスに繋いでエレビをゴリ押すことを考えました。テラスが残っていれば水テラバも強力であり、基本選出が決まりました。

ここまできて、オオニューラのフェイタルが確定で状態異常(麻痺か眠り)になることをわからせられ、初手のマスカーニャが挑発したりしなかったり、この世のすべての猫に絶望しました。

そうして傷つきながら、レートが1300台まで落ち、今期はもう無理かもしれない…と思ったときに思い出したのが、襷パルシェンでした。
 
そうだ。
 
すべてを貫かれたことのあるポケモンたちを集めて対面構築みたいにしたら、めっちゃ勝てるかもしれない。

 
そうして、私の闇鍋づくりが始まったのです。
 
よく言いますよね。
 
「おいしいものとおいしいものとおいしいものを混ぜたらおいしいものができあがるに決まってる。」
 
「だから安心して食べよう。闇鍋。」
 

【美味しい闇鍋レシピ】

【材料①】

パルシェン @ きあいのタスキ
テラスタイプ: こおり
特性: スキルリンク
性格: いじっぱり
125-161(252)-201(4)-94-65-122(252)
つららばり / ロックブラスト / こおりのつぶて / からをやぶる

襷を盾にからやぶでなすすべなくすべてを破壊されたため採用。
初手エース。選出したからには、襷を盾に何があっても殻を破る。
ただし、初手のガチグマやカイリューは、尻尾を巻いて逃げましょう。
氷柱針と命中100のロックブラストの技範囲が意外と優秀。
初手で対面勝てない相手なら引くしかないが2体目で出てきてきた場合は、半減程度なら突破できなくても後ろが何とかしてくれる。
氷の礫があるので、最後の詰め筋のために残しておくのも可。
初手のマスカーニャ対面は、殻を破って氷柱針を打つと決めていた。スカーフマスカーニャの場合は崩壊しかねないが、ほかのマスカーニャにはそれが正解なので割り切ることにした。自分の戦場では、不意打ちを持ってる猫は2か月間見たことがない。

【材料②】

ガブリアス @ いかさまダイス
テラスタイプ: ほのお
特性: さめはだ
性格: ようき
183-182(252)-116(4)-90-105-169(252)
スケイルショット / じしん / テラバースト / つるぎのまい

初手剣舞スケショですべてを破壊されたため採用。
レギュHの主人公。s22からずっと使っているからか、最近はこの子でプレミした記憶はないです。
浮いてる鋼や草やフェアリーを焼いたり、鬼火を拒否したり、すべてのサーフゴーを滅ぼすための炎テラス採用。
最速なら大抵のポケモンより速く動けることが何より偉い。スケショさえ当てれば、先制技以外は無視して動けるし、ガブを倒すために傷ついてくれる。
…当たらなかったとしても鱗投げてるはずなんだから素早さ上がってもいいと思うの。それとも何か?痛くて鱗はがせなかったとかなのか?

【材料③】

オオニューラ @ メンタルハーブ
テラスタイプ: ひこう
特性: かるわざ
性格: いじっぱり
170(116)-198(236)-85(36)-54-101(4)-155(116)
ダストシュート / インファイト / アクロバット / つるぎのまい

インファイト、フェイタルクロー、アクロバット、地獄突き、剣舞、挑発、軽業、毒手何をされても強く、苦しめ続けられた。特にフェイタルクローは確定で状態異常を押し付けられる仕様に変更されたようなので採用。
結果、俺の使うオオニューラのフェイタルは状態異常を永遠に引かない健全仕様だったので、もっと健全な技構成にしようと思い、ダストシュートを採用しました。
ハイドロポンプが当たるのならば、砂隠れガブにすべての技が当たるのならば、なんならトリプルアクセルがきっちり3発当たるのなら、当然に当たらなければいけない。神は俺だけに微笑むわけでも顔をそむけるわけでもないのだ。
パルシェンのあとから出てきて削れた相手をインファイトで掃除する場面が多かったため、その能力下降をなかったことにしてくれる白いハーブを持たせて軽業を発動させることとしました。しかしながら、剣舞➡️オボン➡️軽業発動を計算した硬めの猫を探してくるべきだった。

【材料④】

ガチグマ(赫月) @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: ノーマル
特性: しんがん
性格: ひかえめ
213(196)-81-141(4)-198(196)-86(4)-86(108)
ブラッドムーン / ムーンフォース / だいちのちから / しんくうは

レギュH最強ポケモン筆頭。ブリジュラスは、化けたって感じ(600族で鋼竜で持久力持ちとか弱いわけがない)ですけど、ガチグマは高火力高耐久先制技回復技あくび持ちでずっと強い。テラス択も豊富。よって採用。
チョッキを着せると誰とでも気持ちよく殴り合えるようになります。
…珠はどうしたって?
そんなに死に急ぐなよ…命は大事にしよう、な?

【材料⑤】

グライオン @ どくどくだま
テラスタイプ: はがね
特性: ポイズンヒール
性格: わんぱく
177(212)-116(4)-165(36)-58-127(252)-116(4)
まもる / みがわり / どくどく / じしん

実はそんなに出会ったわけではないけど、顔を見せるだけで、相手の選出するポケモンがいつの間にか鋼だらけになる。サーフゴーはほぼ確実に出てくる。そうするとガブとガチグマが生き生きする。
浮いてるポケモンが欲しかったけど、地面技を懸念する場面は一度もなかったし、グライオンと交代できるポケモンもいなかったので、1度も選出しませんでした。ちなみにカイリューは使いこなせる自信がないです。。。
グライオンは、普通に使っても強いのは知ってます。しかし、飛行テラス身代わり残飯悪巧みサフゴにTOD仕掛けて負けてから選出してません。。。正直ポイヒで体力管理しながら積極的に殴れる型を探せればもっと積極的に使うと思います。

【材料⑥】

デカヌチャン @ ふうせん
テラスタイプ: はがね
特性: かたやぶり
性格: ようき
163(20)-127(252)-98(4)-81-126(4)-157(228)
デカハンマー / はたきおとす / つるぎのまい / アンコール

浮いてる鋼フェアリーは、貴重なターンを生み出しやすいと思いました。耐性が優れていながら、剣舞じゃれデカハンマーで殴れたり、はたきアンコ電磁波ステロなど起点を疲れたり器用なため採用。
本当はアニポケ見て思い出して採用したものの、強ぇなぁって思ったのは1年前で動かし方すら覚えてないし、鋼フェアリーの顔だけ見せておけばいいかなって…この子ガブリアスやカイリューに強いんですよね…の割にじゃれ不採用だし、ゆっくり考えれば考えるほど考えが足りてない…笑
…見せ物にするくらいなら風船サフゴなどでもよかった気はしてます。

【選出】

①パルシェン+オオニューラ+ガチグマ
②ガブリアス+パルシェン+ガチグマ
③ガチグマ+ガブリアス+オオニューラ

だいたいパルシェンが何とかしてくれる。
みんなパルシェンを甘くみてくれてる。
そして、パルシェンを突破するようなポケモンはガチグマかオオニューラで止まる。ガチグマを突破するようなやつはオオニューラが成敗できる。

…的な、初手から稼いだ数的有利を保ちつつ絶妙な補完関係と圧倒的なパワーにより不利対面を作らない並びが優秀だった…のだと思います。

【まとめ】

最終日前日まではプレミさえなければ、8割勝てました。あっても7割勝ちました。
でも、結局この闇鍋で勝てたのは最終日の午前1時まででした。そこから私は8連敗する夢を見たのですがそれはまた別の話。
あくびとか壁とかいっぱい見た気がするけど、ずいぶんリアルな夢だったなぁ。
夢でもなきゃAキュウコンに対面した3戦全部ロックブラスト外して負けるなんてことあるわけないもの。命中100だよね、パルシェン?(圧)

【最後に】

FFの皆様、貴重なお時間を少しでも割いて様々コメントやアドバイスをくださり、本当にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

S22からS23は、なんだか移行するのに時間が必要でしたが、S24にはするっと移行できそうです❕
今シーズンこそ頑張ります❕

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