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2025年2月に読んだ本(小説以外)

【漫画】

ヤマシタトモコ『違国日記』(フィールコミックスFCswing)4巻
朝の名前の由来、うつくしいなあ。なんだか1冊1冊にとても心に深く染み込む言葉が登場するシリーズで大切に読んでいきたいと思ったり。
今巻は特に19話が…すごく…心に残るお話でした…。
『違国日記』読んでいると、自分にとっての大切な気持ちとか、他人が大事にしてる気持ちとか、どう言葉にしたらその気持ちはその人にとって良き方向に届くのか…伝えられるのか…いろいろと考えこんでしまう……。

ゆあま『君と綴るうたかた』(百合姫コミックス)2巻
いやはや…雫が過去と少しずつ向き合ってこれからどうなっていくのかますます先が気になる展開だったなあ…。読み応えあるシリアスな部分と、夏織との楽しそうな夏の青春模様を面白く読みました。第10節の扉絵好きすぎる…良き…。ゆあまさんの絵柄がひたすらに好きなところもあるなあ、表情も好き。

みやびあきの『靴の向くまま』(モーニングKC)5巻
完結巻。連載のほうで見届けてはいたけれど終わってしまった…最終話の二人のやり取りが改めて好きでしたね…感動、このシリーズを完結まで見届ける事が出来てほんとによかったな…と、強く感じる場面だったなあ。その人がその人らしく歩んでいる姿と、歩み続けて先で笑っているところが何よりも…。26足目の、ほたるちゃんと万桜ちゃんの焼き芋たべながらのやり取りも好きで、連載当時何度も読み返していたのも思い出される…好き。
『なでしこドレミソラ』→『珈琲をしづかに』→そして『靴の向くまま』と追ってきて、みやびあきのさんの作品としては初めて連載1話から更新の度に追いかけてきた作品でもあるので、どの作品も好きは変わらないけれど、私にとっては特に思い入れ深い作品になったなあと思ったり…。
じっくり連載を追いかけて楽しむとこんなに登場人物達がみんな愛おしい感じになるんだなあ…。次回作も楽しみにしています、ありがとうございました。

児島青『本なら売るほど』(ハルタコミックス)1巻
面白かった…!とても好きなお話でしたね、本と関わりのあるところが舞台のお話は良きです。街の小さな古本屋『十月堂』には今日も様々なかたちで本を愛する人が訪れる。ジョージさんのお話が特にお気に入りでしたね、本好きとしては部屋の壁をぎっしり本棚でうめるのは憧れめいた気持ちがあるなあ、本棚はあればあるほど嬉しいです…(笑) 橋本さんとおばあさんのやり取りも好き。続きの2巻も出るようなので楽しみに待ちましょう。

売野機子『ありす、宇宙までも』(ビッグコミックス)2巻
決勝戦おもしろかった…!犬星くんがいない中で、朝日田さんがどう考え動くのか夢中になって読んだ。続きも楽しみ、待ち遠しいなあ。目指す場所があって、自分がいま立っている場所から前へ前へと進んでいこうとする心の動きが読んでいてとてもいい……好き…。

原作:ブシロード 漫画:宏山ぴんふ『BanG Dream! Ave Mujica -manuscriptus-』(ブシロードコミックス)1巻
絶賛アニメのほうを毎週楽しみにみています……楽しみと怖いが半分半分なのですが…(笑) コミカライズでもCRYSHIC解散時の祥子さんの胸中を思うと言葉が出てこなくなるなあ……。そしてギターを上手く歌わせたいという睦さんの気持ちが心揺さぶる……。コミカライズ読んで色々気になる場面がまた出てきたなあ…それがアニメのほうで今後明らかになっていくのか……。

新久千映『ワカコ酒』 (ゼノンコミックス)24巻
相変わらず楽しそう&美味しそうでとても面白く読んだ、ワカコ酒はおなかが空いている時に読んではいけません…(笑)「いくら乗せ卵焼き」のワカコさんの混乱(?)ぶりに笑ってしまった。お店の厨房の音から調理風景を想像しているワカコさんの姿も好きだったなあ、笑った。出来たてアツアツのものを美味しそうにたべているワカコさんの姿も好き。「なすとろろ」おいしそう…たべたい…。「カマンベール巾着」もおいしそうだった…。引き続き楽しみなシリーズです。


【エッセイ】

くどうれいん「日記の練習」(NHK出版)
おもしろかったなあ、そして楽しかったです、所々で笑ってしまった。日々の短文日記と、それを元にしたエッセイが綴られた本。日記&エッセイ本と言えばいいのかしら…。日記の本番である1月はほんとに笑いころげていた…面白すぎる。そしてつくづく私は本の影響を受けやすいなあ…と思ったり、唐突に日記を書き始めてみようかなと思ったのは、この本を読み始めたからです。日記だから毎日書かないといけない……みたいな気持ちがあったけれど、そんなことはなく、もっと気軽な気持ちで始めてもいいんだなと思う事が出来ましたね。

【画集】

フカヒレ『Lingering フカヒレ画集』