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人は皆、違っていい理由
あなたは藤城清治さんをご存知だろうか。
影絵作家の方で、なんと祝100歳である。
私は幼い頃から彼のファンであり
『暮らしの手帖』に昨年掲載されていて
一目散に購入した。
「光」と「影」で作られる影絵。
それはこの世の中にも投影されているように
感じる。
人は皆、キラキラと明るい光の方に
目を向けがちだ。
しかし、そこには影の存在があるからこそ
光は輝きを放っていられる。
花火だってそう。
外が暗くなってから打ち上げられる、
花火の華麗さ。
キャンドルもそう。
周りが暗いほど、
その光は美しく際立っていく。
反対に影も光の存在で役割を発揮できている。
違う性質を持つもの同士、
お互いに支え合っていて
どちらもなくてはならないのだ。
だから、人は他人と比べる必要なんて
これっぽっちもない。
ただ、自分は自分らしくいればそれでいいのだ。
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