こんな子どもはSJタイプ① - 規律の中で咲く小さな模範生たち
ごきげんよう!M8小隊のT隊長です。
今回は先日配信した動画についてちょっと掘り下げてお話ししようと思います。
この動画では、カーシー博士の「Please Understand Me II」って本を基に、SJタイプ(ISFJ・ISTJ・ESFJ・ESTJ)の子どもの特徴について話したんです。簡単に言うと、SJの子どもって「いい子ちゃん」みたいな感じなんですよね。
例えば:
責任感が強い
ルールをきちんと守る
先生や親の言うことをよく聞く
みたいな特徴があるって話をしました。
でもね、動画を配信後に僕、ずっと考えてたんですよね。
「なんでSJの子どもってそんな風に振る舞うんだろう?」って。
そこで今回のブログでは、動画では触れなかった部分、つまりSJの子どもの行動の裏にある心理面にフォーカスしてみようと思うんです。
では、さっそくSJの子どもの心の中を考えて見ようと思います。
行動の裏にある本当の理由
実は、これらの行動の裏には、もっと深い理由があるんじゃないかって思ったんですよね。
集団への所属欲求:SJの子どもたちって、無意識のうちに「集団が一番力を持っている」って感じているんじゃないかな。だから、その集団に所属したい、認められたいっていう強い欲求があるんです。これが全ての基本になってるんじゃないかなと思うんです。
安全性の追求:彼らにとって、集団にいるのが一番安全なんです。だから、集団の規則を守ることがめちゃくちゃ重要になる。規則を守れば集団から外れないし、予測可能性も高まるでしょ。結果として、世界が安全に感じられるんです。
完璧主義の本質:SJの子どもたちの「完璧」っていうのは、実は集団の期待に応えることなんじゃないかな。「完璧でなければならない」っていう思いの裏には、「集団に完全に受け入れられたい」って
つまり責任感ですよね。不安の正体:彼らの不安って、実は「集団から外れるかもしれない」っていう恐れから来てるんじゃないかな。だから、常に集団の期待に応えようとして、あの模範的な行動が生まれるんです。
表面的な行動だけを見てると、「いい子だな」で終わっちゃうけど、その裏にはこんな複雑な心理があるんです。結局のところ、SJの子どもたちの行動のほとんどは、集団との関係性から説明できるんじゃないかって思うんです。
では、どう接すればいいの?
ここがめちゃくちゃ重要なポイントなんですよ。SJの子どもの特性を理解した上で、集団との関係性を考慮したアプローチが効果的です。こんな感じでどうでしょう:
安全な集団環境を作る: 予測可能なルールと構造のある環境を作ることで、彼らの不安を軽減できるんです。例えば、「この集団ではこういうルールがあって、みんなで守っているんだよ」って具体的に示すのが有効です。
集団内での役割を与える: 彼らに具体的な役割や責任を与えることで、集団への所属感を強められます。「君がこの役割を果たすことで、みんなが助かるんだ」って伝えると、すごくモチベーションが上がるんですよ。
集団の評価基準を明確にする: 彼らの「完璧」の基準が集団の期待に基づいているなら、その基準を明確にすることが大切です。でも、あまり高すぎる基準は設定しないように注意が必要です。「これができたら十分だよ」って具体的に示すと、彼らも安心するんです。
失敗を集団で受け入れる文化を作る: 「失敗しても大丈夫」というメッセージを送るのは大切ですが、それを集団全体の価値観として示すともっと効果的です。「みんな失敗から学んでいるんだよ」って雰囲気を作ると、彼らの完璧主義も和らぐんじゃないかな。
集団内での貢献を具体的に認める: 彼らの行動が集団にどう貢献したかを具体的に伝えることで、自己効力感を高められます。「君のおかげで、クラスがこんなに良くなったよ」って具体例を挙げて褒めるのが効果的です。
結局のところ、どう考えればいいの?
ここまでSJの子どもたちについて色々見てきたわけですけど、結局のところどうなのか?ってことをまとめてみましょう。
集団が全ての起点: SJの子どもたちの行動のほとんどは、実は「集団との関係」から説明できるんじゃないかって気がつきましたよね。彼らにとって、集団に属すること、認められること、それが最も重要なんです。
「いい子」の裏側にあるもの: 表面的には「いい子」に見える行動の裏には、実はすごく複雑な心理があるんです。安全を求める気持ち、所属したい欲求、認められたい願望、これらが絡み合って「いい子」という行動になってるわけです。
完璧主義の正体: 彼らの完璧主義って、実は「集団に完全に受け入れられたい」という思いから来てるんじゃないかな。だから、単に「完璧じゃなくていいよ」って言うだけじゃ、あまり効果がないかもしれません。
効果的なアプローチ: 彼らに接する時は、この「集団との関係性」を意識するのが重要です。安全な集団環境を作る、具体的な役割を与える、集団内での貢献を認める、こういったアプローチが効果的なんです。
個人差を忘れずに: ただし、全てのSJの子どもがピッタリ同じってわけじゃありません。個人差はあるし、環境の影響も大きいです。だから、この理解を基本としつつ、一人一人の子どもの個性や特徴にも目を向けることが大切です。
結局のところ、SJの子どもたちの行動を「単なるいい子」として片付けるのは、すごくもったいないんです。その裏には、集団との関係性を軸とした複雑な心理があって、それを理解することで、もっと適切にサポートできるようになるんです。
これって、教育や子育てに関わる人たちにとって、けっこう重要な ポイント だと僕は思うんですよ。SJの子どもたちの行動の意味を深く理解することで、彼らの潜在能力を最大限に引き出せる可能性があるんじゃないでしょうか。
みなさんはどう思います?この視点で子どもたちを見てみると、今まで気づかなかった部分が見えてくるかもしれませんよ。
それじゃ、今回はこの辺で。ごきげんよう!