危機感を持った話。

（突然ですが今日は落語調です。しばしお付き合いください）

危機感といっても、お気楽星人おべん・チャラ―の事ですから、新型のウイルスとか、いつ襲ってくるか分からない天変地異についてじゃあございません。

「じゃあ何に危機感持ったわけ？」って言うと、こういう事でございます。

つい先日ですね、いつも通り、夜9時に仕事が終わりまして、「あぁ～、疲れたぁ～」なんて言い合いながら同僚の方と一緒にロッカー室に入ったわけでございます。うちの会社は制服出勤が禁止なもんでね、みんな一人一台自分のロッカーを与えられてまして、まぁそのロッカー室で私服に着替えてみんな帰るんですがね。

女子ロッカー室なもんですから、まー、何かと話に花が咲いちゃうわけですよ。無言で淡々と着替えて出て行く人なんて、ほんの一握り！みんな大体隣のロッカーの人とか、一緒に入ってきた人と話しながら着替えるんですよ。なんでしょうねぇ、姦しいったらありゃしない。

それでその日もですね、私ゃあ一緒に入室した同僚の方と話しながら着替えをしておりました。

そんなときにですね、その同僚の方がふと「そういえばあのお兄ちゃんはいつ転勤したの？」とか聞いてくるんですね。

うちの会社は正社員には転勤辞令が定期的に出ましてですね、社員さんが特定の地域にとどまる事がないんですけれども。

それで同僚の方が話題に出した「あのお兄ちゃん」ってのが大体一年くらい前に転勤して行ったんですよ。

ただ「大体一年前だよ」とその同僚の方に答えればいいだけなのに、私の口からはなんて言葉が出たと思います！？

「♪ちょうど一年前に～」

ついつい「ロード第３章」の歌い出しがつるって出ちゃった！！

その時はね、二人共昭和生まれなもんですからね、あはは～なんて笑ってそのままそれぞれ帰ったんですけどもね。

今になって考えたら「う～ん？私、ヤバくない？」って思って急に自分にがっかりしちゃった。

だって、口からつるっとオヤジギャグが出る３０代、ヤバくない？もうおばさん通り越しておっさんじゃない？

それをですね、今日の仕事の時に別の方に相談しましたらですね、「３０代って危ないでしょ～」ですって。

おあとがよろしいようで。

（全然よろしくない）