日曜料理劇場#34:郷愁のちゃんぽん
皆さんは「ちゃんぽん」をどの程度の頻度で食べるのですか?
自分が子どもの時は3週に1度は食卓にあって、日常でした。今でも月イチは確実です。
僕の場合は母の実家が山口県で、祖母の実家が長崎県だったのもあると思いますね。
なので"おふくろの味"のひとつでもあります。
今回は祖母から母、そして母から受け継がれた「長崎ちゃんぽん」をご紹介します。
…と云っても特別な事はないです(笑)
リンガーハットが全国区にあるのでほとんどあのまんまだと思います。
そもそも、ちゃんぽんとは「野菜、肉、魚介を炒めてちゃんぽん麺と一緒に煮るヤツ」とざっくり教わりました。
ポイントは"ちゃんぽん麺"と"一緒に煮る"です。
イメージは煮込みラーメンでしょうか。
中太なちゃんぽん麺がスープを吸って膨むので、麺にも味が乗っかり、ツルッとした喉越しと食感を同時にもたらしてくれます。
具は割と何でも良さそうですけどキャベツとモヤシは水が出るので最低限あった方がいいですね。
ウチの場合は、豚肉、キャベツ、ニンジン、ネギ、モヤシ、小エビ、イカ、チクワ…くらいでしょうか。
リンガーハットではタマネギが入ります。
(僕がタマネギあまり好きじゃないので入れません(笑))
で、肝心のスープです。
我が家の場合は一時実家からスープだけ送られてきていて、これが美味しさの大きな割合を占めていたかと考えます。
残念ながら終売になったそうで、代替として使われているのが確かコレです。
今はスーパーで売っている麺とスープがセットになっているヤツを使ってますが、シャンタンを加えてコクと云うか味を近づけてます。
あとはそれぞれの具材の旨味に委ねてしっかり煮込んで完成と。
初めて奥さんが僕のちゃんぽんを食べた時、メチャメチャ感動してました。
自分からすれば家庭の味、で市販品なのに"なんか違う!"と瞬く間に完食したのを覚えてます。
たぶんご家庭でそれぞれのちゃんぽんがあると思います。
特に九州の方は素晴らしいこだわりがあるんじゃないでしょうか。
いつか本場の長崎ちゃんぽんを食べてみたいものです。